こんにちは、音葉です。
突然ですが、あなたには、絶対人生でこれだけは弾けるようになりたい!と思う曲はありますか?
どれだけ難しくて、10000時間くらいかかっても、先生にダメと言われても弾いてやる!!みたいな曲です。
今回は、きっと誰もがそう人生で1度は弾きたい!と思っているであろう曲とその解説をしていきます。
まだ、弾きたい曲がない方も、これを参考に、たくさんの素敵な曲と出会っていただければいいなと思います。
・人生で一度は弾きたい曲ってどんな曲?
・やっぱり難しいの?
・1曲だけじゃなくて、何曲あってもいいよね?
人生で一度は弾きたい曲
私は、たくさん弾きたい曲があります。
その中でも、絶対何があっても弾きたいという曲と、まぁ弾けたらいいな、と思う曲に分けられます。
絶対に弾きたい曲の中には、今は弾きたくないなという曲もあります。
例えば、その曲を弾くことが今の練習のモチベーションになっている場合です。
私は、弾きたい曲を完璧な状態でなくても、一度弾いてしまうと、それで夢が一つなくなったような気がするので、弾くことが怖いんです。
でも、人生いつ終わるかは分からないので、少し譜読みをしたり、1ページ目だけ弾いてみるなどして、少しは触れたことがある程度にはしています笑
ショパン 幻想即興曲
これは、誰もが1度は憧れる曲ではないでしょうか?
私も、ピアノの発表会で弾こう!とはなったのですが、こんな憧れの曲を軽々しく今弾いてしまっていいのだろうか。と怖気ついて、結局弾きませんでした…。
幻想即興曲の難易度は、全音ピースではE(上級)と書かれてありますが、実際にはそれほど難しくないという意見が多いです。
よく聞いていると、何度も同じメロディーが繰り返されていますよね!
幻想即興曲が難しいと思われがちな2つの理由は、左手と右手のリズムが違うこと、そして速さです。
ショパンの名曲である、この幻想即興曲を、ゆーっくり弾くわけにもいきません。
やはり、それなりのスピードがあってこそ映える曲だと思っています。
ちなみに、この曲をよく弾く年齢は15歳から70歳だそうです。
だいたいピアノ歴が10年ほどはあることが必修でしょうか。
参考程度に、私が、この曲を発表会で弾く?となっていた頃は、モーツァルトのピアノソナタを何曲か弾いたときでした。
リスト 愛の夢
このうっとりとしたメロディー。
私は、この曲に出会うまでは、リストって超絶技巧とか書いたりして、手が大きい人にしか弾けない曲ばっかり作っている人でしょ?と思っていました。
たぶん間違っていませんが、リスト作曲の曲の中でも、何曲かは中級者にも弾ける曲があります。
この曲は、先ほどの幻想即興曲と同じく、全音ピースのレベルはE(上級)となっています。
しかし、同じレベルの中でも、幻想即興曲が難しい、だとすれば、愛の夢は結構難しい、くらいです。
幻想即興曲ほど速くなく、メロディーもまだシンプルで実は弾けそう!と思えますよね。
私も思っていました。弾けるよって。
でも、実際弾いてみると、左手と右手のバランスや、メロディーを上手に出すのがとっても難しいんです。
あとは、オクターブをつかむのがギリギリな方にとっては、初めから手が痛いかも…
ベートーヴェン 悲愴2楽章
この曲はどの年齢の人にとっても、憧れの曲ですよね。
憧れというか、むしろ、大好きな曲。
私も、ピアノ弾いてと言われた時、必ずこの曲をリクエストされます。
なのに、レッスンは受けたことない…笑
古典の曲なのに、すごく自己流で感情任せに弾いているので、レッスンを受けるのがとっても怖いんです。
一気に、好きな曲じゃなくなりそうで…
今回紹介する憧れの曲の中では、まだ弾きやすい曲だと思います。
全音ピースのレベルは、D(中級の上)。
しかし、このレベルには、もっと難易度が高い悲愴1楽章も含まれているので、実際には2楽章は中級レベルとなります。
ピアノを独学で初めてみた方や、大人からピアノを習い始めた方にとっても、この曲は最初の目的地でもあるので、たくさん練習動画が上がっています。
ぜひ、そのような動画でモチベーションを上げながらチャレンジしてみてくださいね!
ラヴェル 道化師の朝の歌
私だけなのかも…
小さい頃から、車に乗った時にかかるクラッシックのCDに必ず収録されていたこの曲。
ずっと憧れてきました。
今までに上げてきた曲の中で1番難しいのではないでしょうか。
もちろん、全音ピースにはありません。
使われる音域が広く、二重グリッサンドや連打など、いい始めるキリがないくらいの高度なテクニック。
ラヴェルの作品の中でも、最も難しい曲の1つです。
いつか、いつか、弾けるといいな。
パッヘルベル カノン
最近、私の憧れの曲になりました。
アレンジがたくさんあり、難易度もさまざまなのですが、ぜひ1番かっこいいアレンジを弾いてみたい!!
カノンこの曲は、バッハと同じ、バロック時代に作曲されました。
構成は、バッハのようにたくさん声部が出てきます。
2声や3声だけでなく、4声以上もある楽譜もあります。
初級にアレンジされた楽譜では、メロディーと左手は2分音符の伴奏、というのが多いです。
しかし、中級になると、3度の和音進行と、左手が活発に動き、右手を追いかけたり…
バッハのインヴェンションやシンフォニアを練習していたら大丈夫だと思います!!
そして、上級のアレンジは、かなり原曲に近く、バッハの平均律のフーガが弾けるレベルだとも。
いろいろなレベルに合わせて作曲されているので、誰でも弾くことができます。
まとめ
実は・・・
全音ピースの最高の難易度は、EではなくF(上級の上)なんです。
ちなみに、Fに入っている曲は、ショパンのエチュードや、英雄ポロネーズ、バラード、スケルツォなど。
だから、今回紹介した曲は、諦めずに努力を積み重ねていけば、いつか必ず弾けるようになります!
私の本当の憧れは、ショパンピアノ協奏曲1番・・・
私もその憧れに向かってがんばります!!
2幻想即興曲は、想像よりは簡単なはず!
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