こんにちは、音葉です。ピアノでも、他の習い事でも、他の子と比べてちょっとできる子っていますよね。
ある子は、同じくらいの歳から始めたのにとっても上手、この間まで同じくらいだったのに、急にできるようになった。
そんなとき、あぁ、私の子どもにはピアノの素質がなかったのかな、ピアノは向いていないのかな、と思っていませんか??
この記事では、ピアノの上手な子の特徴について見ていきます♪
・ピアノが上手な子は何が違う?
・ピアノのセンスって何?
・ピアノはやっぱり生まれつきの才能?
ピアノに必要な才能
ピアノを演奏するのに、必要な才能は主に8つあります。
初見能力、記憶力、集中力、継続力、音感、テクニック、音楽性、マイペース
そして、もちろん音楽が好きなことです!
初見能力
これは、練習の過程で、慣れたり、訓練したりすることで身に付きます。
しかし、初見がもともと得意という方も中にはいらっしゃいます。
記憶力
ピアノだけに関わらず、記憶力が優れている人は、とても羨ましいですよね。
ピアノは、唯一必ず暗譜をしないといけない楽器です。
ソロの時も、協奏曲の時も、1時間のコンサートプログラムであっても、暗譜をしなければなりません。
集中力
レッスンや練習の時に、気が散ってしまいがちだと、あまり身に付きません。
レッスンでは、先生に言われたことをきちんと理解したり、家での反復練習をしたりすることが必要になってきます。
継続力
ピアノは、少し練習したからといって、すぐ上手になる楽器ではありません。
長い曲や発表会の曲、コンクールとなると、何ヶ月もかけて準備をします。
半年以上も同じ曲を弾き続けることもあるので、継続する力やそれに伴う忍耐力は必要なスキルです。
音感
必ず必要ではありませんが、音感があることで練習がしやすくなったり、ピアノが上達する1つの鍵になることもあります。
音感には、絶対音感と相対音感があります。
絶対音感は、ほとんどが生まれつきのものや、かなり小さい間に訓練で身につけることもあります。
相対音感は、年齢に関わらず、訓練をすることで身につけることができる能力です。
テクニック
ピアノでは、自分の理想の音や、理想の音楽に近づけるために、テクニックの練習が必修となります。
例えば、スケールやアルペジオ、練習曲で練習する同音連打などができるようになってこそ、次の音楽表現のステップへ踏み出せるのです。
音楽性
いい音楽をたくさん聞くことで、音楽を聞き分ける能力がつきます。
たまに、クラッシックのコンサートに行くと、生の音楽を聞き、音楽を聞き取る耳がよくなります。vv
マイペースさ
ピアノは、他の楽器と比べてとても孤独です。
しかも、長時間の練習を一人でこなさなければなりません。
一人でも、工夫をして楽しみながら練習ができると、ピアノの上達も早いと思います。
ピアノに才能は関係ある?みんなの意見
引用:https://pnet.kawai.jp/658227/topics/208423/
音楽の才能は生まれつきで決定するものではなく、後天的に家庭の環境により大きく左右されると思っています。
ご両親がよくクラシック音楽を聴いている、またご家族でピアノやヴァイオリンを弾く方がいる、など。
日々の生活の中でクラシック音楽に触れる機会が多いご家庭は、お子さんは無意識のうちにクラシック音楽の引き出しが増えていきます。つまり、環境を整え、意識的に音楽を身近なものにすることで、お子様の音楽的才能が開花する確率を上げられると考えております。
例えば、モーツァルトの父、レオポルトがモーツァルトの音楽の才能に気づかず、それを伸ばして演奏の機会を与え続けなかったとしたら…
私たちは、モーツァルトの音楽を聞くこともなかったかもしれません。
先天性の音楽の才能に関わらず、それを伸ばせる環境を作ってあげるのが1番重要なのかもしれません。
引用:https://diamond.jp/articles/-/306710
1万時間楽器の練習をすれば誰もが一流の音楽家になれるわけではないのだ。
まず、演奏を楽しめなければならないし、演奏が自分の夢や目標と結びついていなければならない。音楽の素質も必要だ。何より、その1万時間、全神経を集中させて練習に取り組まなければならない。他にもさまざまな要因がある。「技能が習熟するにつれて自信が深まっていく」ことを示している。
誰でも練習時間が8000時間を超えるとプロになれる自信が生まれ、1万時間を超えるとその分野で世界一になりたい野心を抱けるようになる。
誰も、練習や努力なしでは、その才能を生かし切ることはできません。
そして、練習をたくさんしたからといって、絶対に世界で活躍できるともかぎらないのです。
なんとも厳しい世界です…
天才と呼ばれる人たちでさえ、自信を得るためには時間がかかることを示しているからだ。
自信は能力が高まると共に育まれる。技能が磨かれるにつれ、自分の能力への疑いが薄れ、自信が持てるようになっていく。
つまり自信は生得的なものではなく、その大半は後天的なもの
自分に自信が持てるようになるには、才能がない、素質がない、向いていない、とすぐに決めつけずに、まずは努力をしてみることが大切です。
自分だけでなく、周りの人も、もし努力をしていてもまだ足りないのであれば、あなたは才能がない、と決めつけるのではなく、努力を認めたり、応援したりするといいのかもしれません。
その方が、みんな気が楽ですよね。
ピアノに才能は必要?
私は、ピアノに必ずしも才能は必要ではないと思っています。
ピアノに才能があっても、努力が足りずにその才能を活かしきれない子どももたくさんいます。
また、誰にも気づかれずに、大人になるかもしれません。
でも、私はこう思うんです。
みんないろいろな才能を持っていて、でも隠れているからわからない。
その子がほんとうに一生懸命がんばって、努力したことにだけ才能が開花して、今までの努力を後押ししてくれる。
だから、才能があるからピアノを続ける、才能はないからピアノを続けない、のではなく、努力するかしないかで判断できれば1番いいなと思います。
まとめ
今回は、ピアノの才能についてみていきました。
もちろん、生まれた時からピアノの才能が溢れ出ていたら、努力の数は少なくて済むかもしれません。
でも、決して努力をしないわけではなく、その努力の数が少ない分、他のところで努力をしているのではないでしょうか。
2ピアノが上達するのに欠かせない8つのスキルのうちほぼ全部、訓練や練習で習得できる
3いろいろな有名人も、努力が自信につながること証明している
4全部、努力で解決!
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