こんにちは!音葉です。今日は、ピアノ教室の選び方についてみていきたいと思います。
これから楽器を習いたいと考えている方が、まず考えるのは、家の近くでピアノを教えてくれる場所を探すことでしょう。
ヤマハ音楽教室や、カワイ音楽教室、島村楽器など、大手の楽器店が展開している音楽教室を想像する方がほとんどではないでしょうか。
その一方で、ピアノ教室といえば、先生のお家に行って、教えてもらう。そうイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、大手の楽器店のメリットとデメリットについて、より深く見ていきます。
・大手の楽器店って高いの?
・大手の楽器店のメリットは?
・よく聞く噂は本当なの?
大手の音楽教室
都会に住んでいると、街のあちらこちらで、大手の音楽教室を見かけますよね。
私も、大手の音楽教室の発表会を見たことがあるのですが、同じエリアでも教室の多さに驚きました。
大手の音楽教室に通っている子は、グランドピアノを持っている子が多いんです。それは、楽器店なので、ピアノを購入する話をよくされるそうで…
その噂は、本当なのか、そして、大手の楽器店に通っている方は、どのように思っているのかを調べてみました。
世間からはこのような意見が…
ピアノは勧誘される?
Yahoo知恵袋より引用
楽器の購入に関しては、勧誘が大なり小なりあるでしょうね。 でも、それは大手でも個人でも同じようにあると思いますよ。 私は最初は子供がピアノを習い始めてもそんなに続くかどうかも分からないし、それこそ電子ピアノで様子を見ようかと思っていました。 子供を習わせ続けて2~3か月たったころでしょうか、先生からの楽器購入の勧誘が始まりました。 それでも、別に続くかどうかわからないし、今のところはいいです。と、断り続けていたのですが・・。
ピアノの先生が楽器の購入をすすめるのも今では理解できる。 いい楽器を使うと「耳」が発達する。指の使い方も変わってきます。 ご家庭の事情なら「ピアノを置くのは無理です」とさえ言いさえすればどこの先生も強くは勧めてきませんよ。 ただ、単純に楽器を購入させてお金を儲けようとしているばっかりではないって事、知っておいてください。
やはり、楽器購入のお誘いはあるようです。
しかし、こちらの方もおっしゃっている通り、いい楽器を使えば、より上達ができるので、楽器の購入を誘われるのかもしれませんね。
辞めたい人はいる?
現在、子供は大手の音楽教室に通っておりますが、事情あり、辞めるなり先生を変えようと思っています。 これを機に、個人のピアノ教室も体験させて頂き、いろんな先生を見てみたいと思っています。 ヤ○ハ・カ○イ 等の大手の音楽教室と、個人で開いているピアノ教室。 違いや、良い点・悪い点を教えてください。
そして、他のところでも、こんな意見があります。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10221399870
子どもの習い事としてピアノを検討しています。 その際、個人の家で教えてくれてるところにいくか、大手の音楽教室、どちらが良いとな特徴とかあるのでしょうか? 私は子供の頃、カワイ音楽教室に行ってたのですが、先生は若い先生ばかりで、8年習ったうち3人先生が変わりました。辞めていく先生や教室変わるとか。 固定の曜日、時間に行ってました。 月謝は8000円ほどだった記憶が。
やはり、大手のピアノ教室に一度通ったのち、個人の教室に移りたいと考える方が、多かったです。
それに対しての返答が、
我が子は大手以外の楽器店の個人レッスンに通っていました。 自宅で教えている個人の先生に最初から習わせればよかったと後悔しています。
音楽教室のメリットは
*別の講師が必ずいるので空きがあれば簡単に変更可能
*発表会は年一回開催
*年間レッスン日も教本も予め決められている
*電子ピアノでも可能
デメリットは
*月謝が標準より上乗せ (実際我が子の通っていた所はローランド系列だったので、自動的に ローランドの会員という名目で上乗せされていました。)
*発表会は個人の先生に比べて割といい加減な所が多い。
*○○という曲をやりたいと言っても、教本が決まっているのでさせてもらえないことがある (我が子が習っていた所はこれは割と融通利きました)
*振替なし
*片手間で教えている講師もいる
こちらの方、すごく詳しくメリットとデメリットを教えてくださっています。
確かに、大手の音楽教室は、とても体系化されていて、あまり融通が効かないイメージもありますよね。
これらの意見を踏まえて、メリットとデメリットを考えていきます。
大手の楽器店のメリット
グループレッスン
同じ年くらいのお友達と、楽しく音楽を楽しむことができるグループレッスンです。
また、アンサンブルなどを通じて、一緒に音楽を作り上げる楽しさも学べるでしょう。
個人の先生のお家では、全体の人数が少ないこともあり、どうしてもグループレッスンは難しいこともありますが、大手のピアノ教室では可能です。
その反面、楽しく学べて、音楽に対する親しみというのは上がると思いますが、一人一人細かくみてもらうということはあまりできません。
採用基準
独自で採用基準を求めている音楽教室が多いです。つまり、どの教室にいっても、先生のレベルがほとんど統一されています。
参考程度に、カワイ音楽教室のホームページをみてみましょう。
下記に該当している方を対象とします。
- 1) 音楽大学・同短期大学、または大学・短期大学で音楽系の専攻を卒業見込および卒業の方。
- 2) 保育・幼児教育・初等教育系の大学・短期大学を卒業見込および卒業の方。
- 3) 上記 1) 2)に該当されない方で、上記と同程度の実力を有している方。(カワイ音楽教育システムによるレッスンができる能力を有する方)
また、暗譜での演奏、弾き歌い、楽典知識、小論文、そして面接という、2次試験までを通して、採用されるか決定します。
これだけの試験に合格できるのは、かなり講師の質は高いと言えるのではないでしょうか。
オリジナルの教材
長年の指導経験を経て、作り上げられたオリジナルの教材には、かなりの魅力があります。
どれも子どもが楽しみながら上達していけるような教材になっています。
そして、みんなが同じ教本を使うからこそ、指導も大幅な違いはなく、統一化されています。
さまざまなイベント
個人の教室では、なかなか毎年発表会を行うことはできないかもしれませんが、大手の音楽教室では、発表会は、必ず1年に1度あります。
ピアノの発表会に参加することは、成長に繋がります。親としても、毎年、我が子の成長が見られるのは、うれしいですよね。
発表会だけではなく、楽器店の中でのコンクールや、音楽イベント、そしてグレードテストなどさまざまな行事があります。
デメリット
このようなメリットがある反面、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
自由がない
オリジナルの教材を使ってのレッスンは、楽しいですが、生徒が本当に学びたいものを学べるとは限りません。
また、体系化されたレッスンの中では、30分レッスンならきっちり30分で終わったり、ちょっとした融通も効かないことが多いです。
そして、天候などではなく、生徒理由での欠席は、振替は対応してもらえません。
担当講師
担当講師が、教室を異動になる場合もあり、早ければ半年〜1年で先生が変わる可能性もあります。
また、担当講師を選ぶこともできず、レベルは一定の基準を満たしているとはいえ、厳しい先生や優しい先生など、選ぶことができません。
まとめ
ここまで、大手音楽教室のメリットとデメリット、そしてさまざまな意見についてみてきました。
ピアノ教室選びで1番大切なことは、子どもにとっても、親にとっても、どっちにとっても求めている教室であることです。
すてきな教室にであえますように!!
2あまり自由ことだけがデメリットだが、グループレッスンではアンサンブルの経験ができたり、グレード試験を受けたり、大手の音楽教室ならではのイベントもたくさんある
3よくある噂の、ピアノを購入させられるというのは、強制ではない
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