こんにちは!音葉です。今日は、ピアノの発表会でどんな曲を弾くのがおすすめかについて書いていきたいと思います。
大人になってからピアノを始めた方にとっても、大人になってピアノを再開された方にとっても、1人で舞台に立ち、人前で演奏するという経験は、楽しみでもあり、同時にとても緊張すると思います。
今回は、そんなピアノ発表会の経験を少しでも、楽しく有意義なものにするために、おすすめの曲を紹介していきたいと思います。
・大人のピアノ発表会の利点
・やる気の出し方
・全レベルのおすすめの曲
ピアノの発表会はなにがいいの?
ピアノの発表会に1度出ることは、100回分の練習と同じだけの効果があるそうです。
科学的に証明されたりしたわけではないと思いますが、それだけ成長できるということですね!
私自身、ピアノの発表会に何度も出たことがありますが、どれも出てよかったなと思っています。
普段の練習では、なかなか一音一音まで気を使うことは少ないと思います。しかし、人前で演奏するとなれば、自分が満足する演奏では他の人まで感動させることはできないので、普段気を使わない細部まで、考えて弾くことになります。
ピアノ発表会の頻度と練習期間
ピアノの発表会は、1年〜1年半に1回、もしくは1年の中で大きな舞台での発表会が1回、小さな教室での弾きあい会が1回〜3回のところもあります。
どのくらいの期間、どんな練習をする?
もちろん、普段の練習とは少し違います。なぜなら、1年に1回の大舞台に向けて誰かに聞いてもらうために練習をするからです。
大人の方は、大きな作品に取り組むことが多く、小さな子どもより飽きないため、4ヶ月〜半年間を目安に練習をします。
私の場合は、4月の初めに発表会があるので、12月には曲は決まっていて譜読みがある程度できている状態にしていました。
また、大人の発表会では、暗譜を必修としないところが多いですが、それでも暗譜したい方は、暗譜まで進められる時間も必要となってきます。
私は、いつもぎりぎりまで暗譜をせずに、怒られ、もう暗譜しなくてもいいんじゃない?と言われ、泣きながら暗譜をしています笑
そんなことにもならないよう、時間には余裕を持って練習を始めるのがポイントです!
ピアノの発表会のやる気の出し方
みなさんは、発表会に向けた半年程度の練習期間、ずっとやる気がありますか?
私は、やる気が何度もどこかへいってしまいます。私が実践しているのは、発表会の曲の練習もしつつ、譜読みをたくさんすることです。
その譜読みは、自分のレベルより簡単な曲、または難しい曲や憧れている曲、クラッシックではない曲など、なんでもいいんです。
普段は、譜読みが嫌だな、苦手だなと思っている方でも、今の曲が飽きてしまった場合は譜読みが楽しくなることも十分あり得ます!
他のおすすめの方法としては、練習をしはじめたばかりの時の録音と、練習しはじめて少し時間が経った今の録音を聞き比べてみることです。
すると、必ずどこかは成長しているので、成長したところをみつけて、自分をたくさんほめているうちに、もっと上手になろうとやる気が出てくるはずです!!
おすすめの曲:初級編
もし2〜3曲を弾くのであれば、それぞれ雰囲気が違う曲を弾くのがおすすめです!
例えば、元気いっぱいな曲、少し悲しいメロディーの曲、異国風の曲など。
バッハメヌエット
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ブルグミュラー25の練習曲
25曲ある曲の中から、対照的な曲を2〜3曲選ぶのもおすすめです!
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おすすめの曲:中級編
バッハフランス組曲
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ヘンデル調子の良い鍛冶屋
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ベートーヴェン月光1楽章
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モーツァルトトルコ行進曲
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シューベルト即興曲Op90-2/90-4
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ショパン子犬のワルツ
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ドビュッシー子どもの領分
この曲集より1曲選ぶのもいいかと思います!
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まとめ
今回は、大人の方のピアノの発表会についてみていきました。
ほとんどの場合、大人の方がピアノの発表会に出られる際は、練習期間も長く取れるため、普段の曲から背伸びしたレベルの曲を弾くことが多いと思います。そのため、初級より中級レベルのおすすめの曲を多くしています。
では、今回のポイントです。
2発表会の曲に飽きてしまったら、違う曲を譜読みしてみよう!
3発表会の曲を初めて練習した頃と、今の録音を聞き比べて、成長を実感しよう!
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