こんにちは、音葉です。
10月17日は、ショパンの命日です。
それにちなんで、今回は、ショパンにまつわる秘話や性格、いろいろなエピソードを紹介していきたいと思います。
みなさんは、ショパンと聞けば何を想像しますか?
私は、なぜかショパンのエチュードOp10−4が頭の中で流れます。
きっと、始めて知ったショパンの曲だからだと思うのですが…。
英雄ポロネーズのような少し激しい曲もあれば、幻想即興曲や別れの曲のようにとても美しく、繊細なメロディーの曲もたくさんあります。
・ショパンについて知りたい!
・ショパンってどんな人?
・どんな曲がある?
ショパンの名曲
ショパンの秘話を紹介する前に、まず何曲か名曲を紹介していきたいと思います。
ピアノ協奏曲1番
私のブログを長く読んでくださっている方は、よくご存知だと思いますが、私が世界で一番大好きな曲。
初めて聞いた時、小学生でしたが、こんな美しい曲があっていいのか、と思うほどに感動したのを今でも覚えています。
英雄ポロネーズ
いろいろなCDに入っている名曲の中でも名曲です!
初めて聞いたショパンが、英雄ポロネーズという方も多いのではないでしょうか?
幻想即興曲
スケートなどでもよく使われるこの曲ですが、たくさんのピアノ学習者の憧れNo.1の曲です。
舟歌
この美しいメロディーにとても惹かれます。
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
この曲を初めて聞いたのが、この進藤さんの演奏でした。
私にとっては、どこか違う世界へ連れて行ってくれる、そんな曲です。
ワルツ1番 華麗なる大円舞曲
ピアノの発表会で弾きたいランキングで必ず上位に入る曲です。
中学生くらいの頃に、この曲が弾けたらとてもかっこいい!という噂がありました。
ここまで、ショパンの名曲の中でもトップの名曲を数曲紹介しました。
次は、ショパンのエピソードについて紹介します。
ショパンの秘話
ショパンにまつわる秘話は、実はいくつかありますが、その中でも一番衝撃的なものを紹介します。
ショパンの心臓
ショパンは、39歳という若さでフランスで亡くなり、フランスの墓地に埋められています。
しかし、彼の心臓だけは、コニャック漬けにされ、ワルシャワにあるそうです!
ポーランドは、ショパンの故郷ですが、そのワルシャワにある聖十字架協会の柱にあると言われています。
ショパンは、当時の社会情勢の問題から、とても愛していた故郷、ポーランドに帰ることができませんでした。
そして、彼は生前から、心臓は、自分の故郷に持って帰ってほしい、と願っていたので、ショパンの姉がドレスの中に隠してポーランドへ持ち帰ったという噂があります。
そして、その聖十字架教会は、ショパンが子どもの頃に、家族でよく訪れていた場所の一つなんだそうです!
大きなホールで演奏したくない
サントリーホールなどの大きなコンサートホールで演奏会を開けるのは、限られた音楽家だけですよね。
しかし、ショパンは、とても敏感で気弱だったため、大きなコンサートホールでの演奏を拒否していたそうです。
演奏会が終わると、音が小さくて聞こえなかった、と批判を受けることもよくあったみたいで、小さなホールや、サロンなどで、知っている人向けの小さな演奏会を好んでいたそうです。
きっと、音がただ小さかった訳ではなく、とても繊細な音だったのだと想像をしますが。。。
ショパンの性格
ショパンは神経質で感受性が強く病気がちで苛立ちやすい人物であり、従順なへつらいに甘やかされた子どもの持つが如きかりそめの空想に安易に身をゆだね過ぎてしまう人だった。それ故に警句の数々は時に残酷な様相を帯び、誠実で深い友情は心の奥底で傷つき、正しき感受性を宿した心は凍てついた。
引用:19世紀ピアニスト列伝 第5回:仮面のショパン
ショパンの作品は、全体的にとても難易度が高いものが多いですよね。
比較的弾きやすい曲でも、その曲を表現したり、本当に上手に聞こえるためにはとても難しい曲ばかりです。
その一方で、一度聞くと忘れられないメロディーや、自然と情景が浮かんでくるメロディーが、多くの人を魅了し続けています。
まとめ
今回は、ショパンの名曲、秘話、性格などについてみていきました。
なかなか、簡単には弾けない曲ばかりですが、これを機に、ぜひたくさんのショパンの曲に触れてみてほしいなと思います。
2ショパンは、大きなコンサートホールより、小さなサロン向きの演奏会を好んでいた
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