こんにちは!音葉です。今日は、ピアノをはじめたばかりの方へおすすめの練習方法を紹介していきたいと思います。
練習できる時間は、人それぞれだと思うのですが、ピアノの上達と長い練習時間が必ずしも比例しているとは限りません。
短い時間でも、どれだけ集中して効率良く練習できるか、が上達への鍵なのです。
この記事は以下のお悩みを解決します!
・どうやってピアノを練習したらいいの?
・どうやって練習計画を立てたらいいの?
どうやってピアノを練習する?
みなさんは、ピアノや他の楽器を練習する時、どのように練習しますか?
時間を決めてする人、時間より内容を考える人、それぞれいると思います。
では、私が実際にしている練習方法をお伝えしていきたいと思います。
STEP1:練習計画を立てる
この練習計画を立てるステージでは、1週間分または2週間分の練習計画と練習方法を書き出します。
私は、1冊ピアノ練習用ノートを準備し、見開き左のページには、
時代/作曲家/曲名/1週間後の目標 を書き出します。
練習曲 | ツェルニー | No.20 | 来週合格! |
バロック | バッハ | シンフォニア No.6 | 譜読み、声部を分ける |
古典 | ベートーヴェン | ソナタ No.1 | 2週間で合格! |
ロマン | ショパン | ワルツ No.7 | 2週間で合格! |
近現代 | ラヴェル | ソナチネ | 譜読み |
連弾・協奏曲 | ドビュッシー | 小組曲 | 自分のパート以外を見ながら弾ける |
こんな感じで書き出します。
では、見開き右のページには、
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
練習曲
・全部の音が正しいか確認 |
◯ | ◯ | ✖️ | ✖️ | ◯ | ◯ | ◯ |
バッハ
・右だけ |
✖️ | ◯ | ✖️ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ベートーヴェン
・部分練習の強化 |
◯ | ✖️ | ✖️ | ◯ | ◯ | ◯ | ✖️ |
ショパン
・インテンポでひけるようになる |
✖️ | ◯ | ◯ | ◯ | ✖️ | ◯ | ◯ |
ラヴェル
・右だけ |
◯ | ✖️ | ◯ | ✖️ | ◯ | ✖️ | ◯ |
こんな感じで、目標が達成できた日には◯やシールを、達成できなかった日は✖️をつけています。
また、私は、全時代を弾けるようになりたいので、こういう時代別に一覧表を作ることで、どの時代が1番練習できていないかを一目でわかるようにしています。
STEP2:練習開始
では、1週間の練習計画と目標を立てたので、次はいよいよ練習にはいっていきます。
この練習では、先ほど立てた計画通りに、練習をしていくだけですが、いくつかポイントがあります。
ポイント1:毎日違う順番で練習
練習は、絶対にバッハから始める、のではなく、練習曲から始めてみたり、曲から始めてみたり、いろいろな曲から始めるのがおすすめです!
例えば、バッハを弾く時は、ほとんどの場合が2声以上だと思うのですが、その場合は脳の使い方が他の曲とは違うんです。
ポイント2:長時間練習はしない
長時間練習すれば、上達するわけではありません。ピアノって、一筋縄では上達しない、なんとも困った楽器なんです。
また、ピアノは反復練習が基本なので、1回に長時間よりは、分けたほうがいいのです。
例えば、1日1時間練習するのであれば、夜に1時間より、朝に30分、夜に30分のほうが効率良く練習しているといえます。
ポイント3:部分練習は必ずする
1曲を詰まりながら練習するよりは、自分の苦手なところをメインに練習するのが効果的です。
私は、1日の始めの練習は、1曲を全部初めから最後まで弾いてみます。
その時に、つまったところや、わからなかったところ、音を間違えたところを覚えておいて、あとで部分練習をします。
毎日の初めに1曲通すのは、昨日は弾けなかったところでも、昨日の部分練習のおかげで、今日はスラスラ弾ける様になっているかもしれないからです!
ポイント4:自分の音を聞く
毎日でなくてもいいので、録音や録画をし、自分の音楽を一度聞いてみてください。
私は、結構…悲しくなります。弾いている時は、すごく速く弾いていると思ったのに、録音を聞くと、実はゆっくりだったりします。
また、録画してみると、すごく変な顔をしながら弾いていたり、実は感情がたくさん入っていたり…
いつもどのように弾いているのかを確認する機会になるので、ぜひ自分の音を聞いてほしいと思います。
まとめ
今回は、初心者の方にかぎらず、ピアノの練習方法についてみていきました。少しでも参考になるとうれしいです。
では、ぜひ覚えておいてほしいポイント3つです。
2長時間の練習はせず、反復練習を大切にする
3自分の音楽と向き合ってみる
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