こんにちは、音葉です。前回は、ピアノが上手な子どもの特徴についてみていきました。
今回は、なんと、ピアノが上手なお母さんがしていること、について書いていきたいと思います。
私には、まだ子どもはいないので…子どもとしてお母さんにこうしてもらってよかったなと思うことを、子育て願望が強すぎる音葉が紹介していきます。
・自分の子どもにピアノが上手になってほしい
・親自身は、ピアノのことが全くわからないが、どうやって練習に付き合えばいい?
ピアノが上手な子のお母さん
ピアノだけに関わらず、コンクールなどでいつも上位にいたり、まだ小学生なのにプロとして活躍している子どものお母さんを見てみると、ピアノ教室を運営している方だったりします。
これで、がっかりしないでくださいね。
両親はピアノの知識が全くない子どもたちでも、コンクールで上位を狙い、早くからプロ活動をしている子もたくさんいます。
ピアノを弾けない人
実は、ピアノが弾けないお母さんは、子どもにとってもピアノの先生にとっても、都合がいいのです。
お母さんが自分の子どものピアノの先生をしているケースを省きます。
なぜなら、ピアノが弾けるお母さんが、家での練習でたくさん口出ししてしまうと、先生の言っていることと反対だったり、お母さんの言うことを聞いて、先生に言われたことを守らずにレッスンに行ってしまうことがあるからです。
練習を聞ける人
まだ小さい子どもだと、お母さんが横で練習を見てあげないといけない、といったイメージがありますよね。
隣に座っていても、教えれないし、どうしたらいいの?と思っている方も大勢いらっしゃると思います。
私は、小さい頃、ピアノがリビングにおいてあったので、母が隣でピアノの練習を見ているというよりは、キッチンで料理をしながら、机で本を読みながら、聞いてくれていました。
私は、これがポイントだと思っています。
ずっと隣にいなくてもいいんです。
お母さん、これ聞いて、と子どもに言われた時に聞ける人、
子どもの音楽を聞きながら、昨日に比べて上手になったね!新しい曲なのに、もう弾けてるね!
と子どもに、聞いていることを知ってもらえればいいのです。
子どものやる気スイッチがわかる人
子どもに成長を伝えると、子どもはとっても喜びます。
それだけではなく、ただただ甘やかせている親ではなく、子どもをやる気にさせるのが上手な方は、ピアノが上手な子のお母さんです。
例えば、コンクールなどがある場合は、上手に先生と話し合って無理のない練習計画を立て、子どもにたくさんの成功体験を積んでもらったりするといいでしょう。
いい環境を提供してあげられる人
前回の、ピアノの才能をどうやって開花させるか、にも書きましたが、ピアノを習う上で、大切なのは、才能、ではなく、努力できる力です。
親がクラッシック音楽を積極的に聞く機会を作ったり、コンサートに行って、生の音楽を聞いたり。
子どもは、自分の親の真似をします。
お母さんが、普段からクラッシック音楽を聞いていれば、子どもも普段から一緒に聞くようになります。
私の家では、最近、作曲家を当てるゲームが流行っています。
音楽をランダムに流し、作曲家をあてるんです。
こうして、クラッシック音楽を楽しみながら、家族の絆も深めていけます!
ピアノ以外のことも教えられる人
自分の子どもが、他の子と比べてピアノが上手だったら、
もしかして、将来ピアニストになったりするのかな!?とワクワクしますよね。
しかし、私は、子どもには、ピアノ以外にもさまざまな世界があり、ピアノが弾ける、それだけが子どもの価値ではないことをていねいに教えてほしいと思います。
ピアノが上手なお母さんはどんな感じ?
世間では、ピアノが上手なお母さんは、どのようなイメージがあるのでしょうか。
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13141781813
先生は経験者である親御さんをちょっとした方法で育成することができ、自宅での指導係にすることで、レッスン内容をより深く、よりきちんと伝えることができますし、本人が気づいていない点などを先生にフィードバックすることなど、一種の二人三脚の態勢をとることができるようになるでしょう。
確かに、ピアノが弾けるお母さんだったら、まだ小さくてあまりいろいろな情報を一気に覚えられない子どもにレッスン内容を細かく伝えることができますよね。
しかし、子どものことを1番に思う親なら、誰でも、先生と二人三脚で子どもの成長を見守ることができます。
同じ年齢、同じ性別、同じ時期に同じ楽器を習い始めた子3名!
しかし、何年も経つと、大きな違いが出てくる。
止めてしまう子(家で全く練習をしない!お母さんも自分が分からないから、と言って放っている)。
続いているが、伸びなやんで停滞する子。
以前は態度がひどかったが、続いているし、思春期になり、好きな曲が見つかり、意欲が湧いてきた子。
継続していて伸び続けている子。
なぜ?こんなにも格差が出るのか?
お家での過ごし方、お母さんの関わり方が、楽器演奏の場合、かなりの影響を与える。
ピアノは、レッスンに通っているだけでは上手になりません。
お母さんが家での練習や音楽を聞く機会をつくることで、その上達の差がどんどん明確になっていきます。
賢いお母さんはこんな具合!!!
子供が雑談でしゃべる、
「へ〜そうなんや〜お母さん知らんかったわ〜」
「ふ〜ん そんなことあったんや〜」
と、聞き上手!!!
決して頭ごなしに否定したり、高圧的に命令したりはされない。
子供の発言の中で良からぬ文言が入って
いる時に限り「それは、こう違うんかなぁ!?」
と、いつもの冷静な会話のままに
「それは先生は、こう思われたん違うかな〜!?」
と、違う見方があるのよ!ということを示される。
そして、楽器のことが分からなくとも、
「ここが難しいみたいなんですけど、私も
分からないので先生にお聞きしたくて〜」と、
一緒になって取り組んでくださってる。
子どものことを批判せずに、一緒に子どもと学ぼうという姿勢、素晴らしいですね!!
きっと、子どもには子どもなりのプライドがあるんでしょう。
だから、宿題をしなさい!練習をしなさい!と言われると、反対にやる気が下がってしまう…
上手な声かけや、日々のコミュニケーションを大事にして、子どもがピアノに触れやすくする環境づくりをすることが1番大切なのだと改めて認識します。
まとめ
今回は、ピアノが上手な子のお母さんの特徴について見ていきました。
こう改めて見てみると、子どもにとって、お母さんの存在はすごく偉大ですよね。
いい意味で、子どもに影響を与えられるお母さんになりたいと私もつくづく思います。
2子どもが音楽に触れる機会をつくってあげることが大切!
3お母さんは、いつでも子どものやる気を引き出せるように、普段から親子のコミュニケーションを大事にする
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