こんにちは、音葉です。
みなさんは、ピアノや他の楽器を演奏するとなぜ楽しく感じるのか考えたことはありますか?
もしかすると、音が大きいので家族から理解を得たいけれど、なかなか理解されがたい趣味、という方もいらっしゃるかもしれません。
私は、ピアノや楽器をしている方は、みんな楽しいから練習しているのだと思います。
反対に言えば、料理や掃除のように私たちの日常生活に必ず必要なものではないので、楽しくなければ、わざわざ練習をする必要も、レッスンに行く必要もありません。
することがたくさんある1日の中でわざわざピアノを弾く時間を作っている時点で、演奏することを楽しんでいる、と言えると思います。
今回は、そんなピアノを弾くとなぜ楽しく感じるのか、また演奏をするメリットについて見ていきたいと思います。
・なぜピアノを演奏するのが楽しいの?
・演奏をするメリットとは?
ピアノが楽しい理由
ピアノは初めて触れた方から、もう何十年も弾いている方まで、全員を楽しませてくれるそんな楽器です。
他の楽器であれば、初級モデルを買うと出せない音があったりしますが、88つ鍵盤があるピアノであれば、どんなピアノを買っても一応は演奏をすることができます。
いろいろな音がだせる
ピアノの最大の特徴は88つの鍵盤があり、低い音から高い音までさまざまな音色の音を出すことができます。
また、強く弾く時と弱く弾く時では、音色が変わったり、ただ押せば音が鳴るピアノでも、弾く人によって全く違う音が出せるという特徴があります。
和音がだせる
弦楽器では、和音を鳴らすことはできますが、吹奏楽の楽器、例えばフルートやトランペットなどは、単音しか鳴らすことができません。
しかし、ピアノでは、和音が弾けるので、たくさんの音の組み合わせを作ることができます。
また、右手と左手を合わせた10つの指で押さえられれば、どんな音でも同時に出すことができます。
メロディーが弾ける
ピアノは、定期的に調律をしていれば、正しい音程で音が鳴ります。
例えば、最近聞いた曲のメロディーを演奏してみたいな、と思えばすぐにピアノで弾くことができます。
また、作曲をする際にも、簡単に音を確かめたり、メロディーを確かめたりすることができます。
レパートリーの多さ
ピアノは、とても演奏人口の多い楽器なので、たくさんの曲があります。
クラッシック音楽だけにとらわれず、ジャズやポップスなど、自分の興味のあるジャンルの曲の楽譜を簡単に探し、演奏することができます。
また、曲によってはピアノを弾き始めた方のための初級編のアレンジや、中級レベルのアレンジなどがある場合も多いです。
そのため、自分の興味のある曲は、ピアノで見つけられる可能性がとても高く、さまざまな曲にチャレンジすることができます。
必要な力を身につける
ピアノは、音楽の基本です。
どんな楽器でも演奏するためには、楽譜を読む力や初めて見た楽譜を正確に弾く力などが必要です。
また、リズム力や音感などもありますが、ピアノはこれらすべての能力を身につけたり、成長させることができます。
音色のコントロール
ピアノは、弾き方や奏者によって音が異なりますが、いろいろな弾き方をすることでさまざまな音色を作り出すことができます。
例えば、ペダルを踏むと音が大きくなったり、響いたり。
ピアノは簡単に音が出せるからこそ、この音色作りがその人の音楽を決めるといっても過言ではありません。
いろいろなピアノに触れる
他の楽器とピアノとの大きな違いは、ピアノは自分の楽器で演奏することができない点です。
ピアノは、簡単に持ち運ぶことができないので、ピアノのレッスンと家ではもちろん違うピアノです。
演奏会やコンクールがあったとしても、自分の慣れ親しんだピアノで弾くことはできないので、初めて会ったピアノで弾くことになります。
これは、ピアノ独特の楽しさであり、怖さであります。
さまざまな種類のピアノや違ったタッチのピアノなど、いろいろ比較をするのはとても楽しいです。
しかし、違うピアノで弾いてみると、鍵盤の触り心地や音色が全然違っていて、なかなか慣れたピアノのようには弾けない、という可能性もあります。
そんな困難も含めて、ピアノは楽しいのです。
永遠に成長
ピアノは、この曲が弾けるようになったから、もうこれ以上上手にならない、なんてことはありません。
どんな世界的に上手なピアノのプロフェッショナルでも、常にもっと最高の演奏を目指して努力しているのです。
そして、先ほどもお伝えしたように、ピアノは音色によって演奏が異なり、一つ一つのピアノは違っていて、全く同じ演奏というのはありません。
このように、細かいところを突き詰めながら1つの曲を作っていくピアノはとてもおもしろい楽器だなと感じます。
まとめ
今回は、ピアノの楽しさやその楽しさの理由について見ていきました。
もし、ピアノがなぜ楽しいのかわからない、という方がいらっしゃったとしたら、その参考になればうれしいです。
弾く人と弾くピアノによって全く異なる演奏ができるおもしろさを、ぜひいろいろな方に実感していただければいいなと思います。
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