こんにちは!音葉です。
今日は、ゴールデンウィークが始まって初めの日曜日、ということで、休暇中のピアノ、楽器の練習方法について書きます。
ゴールデンウィーク、夏休み、冬休み…
できれば、ピアノのこと心配しないで、いっぱい遊びたいと思いませんか? そして、旅行から帰ってきたら、ピアノがすごく上手に弾けちゃうんです。
(私だけなのでしょうか…)
この記事は以下のお悩みを解決します!
・長期休暇の間は旅行に行くけど、練習はどうしたらいい?
・レッスンが1週間空くと、ダラダラしてしまう
・練習しないといけないのはわかっているけれど、なかなか練習が習慣化できない
練習の必要性とは?
内容の前に、自分自身にぜひ質問してみてください。あなたはなぜピアノを練習しますか?そもそも、なぜ練習が必要だと思いますか?
私は、練習というのは必ずしも必要ではないと思っています。
練習しなければならないと思う理由の中には、上手になりたいから、誰かに練習しなさいと言われるから、さまざまな理由があると思います。
どのような理由にしても、練習は自分のためにあって、自分の成長のために練習をします。
私が練習は成長するのに必ず必要ではないと思う理由には、練習だけが上達の鍵ではないという思いがあるからです。
例えば、「蝶々」というタイトルの曲を練習しているとします。
もし、ピアノの前にずっと座って練習をし、楽譜を見つめているだけでは、その曲を完璧に表現することはできません。
なぜなら、蝶がどのような動きをするのか、どんなところにいるのかがわからないからです。
蝶といっても、畑の上を飛んでいる黄色や白色のちょうちょから、山の高いところにしか生息していない黒色の大きな蝶まで種類はさまざまです。
1日中楽譜をみて練習するより、いろいろなところへ行き、観察をして経験する方が、曲を表現する力が伸び、結果的にピアノの上達につながると思いませんか?
練習を習慣化する秘訣とは?
レッスンを受けている人は、レッスンが終わった直後はあまりの弾けなささにショックを受け、今週こそは練習をたくさんしようと思った経験はありませんか?
私は毎週あります。毎週、あぁもっと練習すればよかったのに、と思います。
でも、数日経つと、そんなモチベーションもどんどん薄れていって、気がついたらもう1週間経っていた!!!
なんてことを、1度は経験したことがあるかと思います。私もそんな一人です。
では、私が練習を習慣化させることができた秘訣を伝授します。
時間を決める
私がまずしたことは、練習の時間を決めることです。
私は、毎日夜ご飯を食べた後の19時から21時に練習しようと決めました。
ピアノを練習する時間に予定がある日は、その予定の前後で2時間を捻出します。
しかし、できるだけ毎日同じ時間に練習した方がいいので、自分にあった最適な時間を考えてくださいね。
おすすめは、何かをした後です。
例えば私の場合は、夜ご飯を食べた後なので、夜ご飯を食べ終わったら次はピアノと思うことができます。
音葉さんは、どうして3日坊主にならなかったの?
私は、まず1週間毎日続けることを目標にしたよ!1週間ができたら2週間、1ヶ月と期間を伸ばして行っているうちに、夜ご飯を食べた後に違うことをし始めたら、あれ?ピアノは?と自分で気がつくようになりました!
おとなの方や、中高生ならば、自分で習慣化することができるかもしれません。
しかし、人間は誰もがだらける方が好きみたいなので、できれば、周りの人にも習慣化の協力をしてもらいましょう。
また、決めた時間以外にも練習をして全然OKです!
私も、朝に練習を1回してから、さらに決めた時間にも練習したりします。
計画を立てる
では、次に計画の立て方です。
私は、飽きやすい性格なので、一度にたくさんの曲を勉強しますが、人によると思うので、自分にあった量に書き換えてくださいね。
まず私は、曲の分類分けをします。こんな感じです↓
基礎練習:スケール/アルペジオ (全調、または自分の勉強している曲の調)
練習曲:ツェルニー、モシュコフスキー、ショパン等自分の使っている練習曲集
★バロック:バッハ 過去に習った曲の復習と譜読み
古典:モーツァルト ソナタ
★ロマン:ショパン ワルツ
近現代:ラヴェル クープランの墓
連弾曲:ドヴォルザーク スラブ舞曲
挑戦曲/お楽しみ曲:モーツァルトピアノ協奏曲
そして、自分ががんばりたい分野に★をつけます。
私は、練習時間2時間の間にこれだけ全部の曲は練習できないので、★は絶対毎日練習すると決め、他はバランスよく振り分けています。
一度全部書き出すことで、自分に必要な練習量や練習し忘れを防ぐことができます。
私は、週1回のレッスン後にノートに書き出し、練習をしたらシールを貼ったりスタンプを押して喜んでいます!!
もっと計画の立て方や効率の良い練習方法を紹介しているおすすめの本を紹介します。
こちらの本は、海外の音楽学校に入学した時に読まれている本の日本語版になります。
とても分厚くてびっくりする情報量なのですが、細かい計画の立て方から、正しい体の使い方まで紹介しているので、ぜひみてみてくださいね!
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休暇の時はどうする?
春休みやゴールデンウィーク、夏休みは、旅行に行ったり、帰省したりするので毎日練習するのは難しい!と言う時もありますよね。
そんな時は、練習のことは気にせずに思いっきり表現力を磨く時間として使ってください!
今は表現力を磨いている、なんて思いながら生活しなくて大丈夫ですが、できるだけいろいろなことに挑戦し、普段あまり話さない人と話して、なにか新しい発見や価値観をぜひ勉強してみてください。
いろいろ経験したおかげで、久しぶりの練習なのに以前より上手に聞こえる!なんてこともよくありますよ。
例えば、発表会やコンクールが近かったら、どうしても練習がしたいと思うかもしれません。
そんな時は、旅行先や帰省先のコンサートホールを思い切ってレンタルして、親戚の前で自分だけのリサイタルを開いてみたりしてはいかがでしょうか?
そして、旅行前は、その自分だけのリサイタルのために、たくさん練習していくんです!!
まとめ
練習への印象が少しでも変わりましたか?
私は、練習はいかに楽しむかが重要だと思っています。
また、練習が楽しいと、その楽器自体ももっと好きになります。
みなさんも、ぜひ自分だけの練習計画を作って、練習を楽しくて仕方のない時間にしてくださいね!
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