こんにちは、音葉です。
ピアノが上手に弾けなかったり、なかなか練習する習慣がつけられなかったりすると、
私って、ピアノに向いていないのかな
と心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ピアノを弾いていると、楽しいと感じますか?
ピアノがもっと弾けるようになったらいいな!と思いますか?
それとも・・・
ピアノ、嫌だな
ピアノなんてもう辞めたい!
と思っていますか?
もし、ピアノが好き、ピアノが上手になってあんな曲やこんな曲が弾きたい!
と思っているのであれば、ピアノに向いています。
・ピアノに向いている特徴とは?
・ピアノをこのまま続けてもいいの?
ピアノに向いている?向いていない?
ピアノを習い始めて間もない頃や、先生にたくさん褒められた時、弾きたかった曲が弾けるようになった時などは、きっとピアノが大好きで楽しくてたまらないと思います。
しばらくして、伸び悩む時期がやってきた時。
レベル的には、ソナチネアルバムやバッハのインベンションに入る頃でしょうか。
これらの教本を使い始めると、これからますますいろいろな曲が弾けるようになる楽しみの方が大きいはずなのですが、
いきなり難易度が上がったり、求められることが高くなると、自分にはできない、とやる気がなくなってしまうことがあります。
そんな時、私って、ピアノに向いているの?
このままピアノを続けてもいいの?
と悩んでしまうのではないでしょうか。
私も、毎日コツコツピアノの練習を続けていたのにかかわらず、急になんだか上手に弾けなくなってしまって、悩んだ時がありました。
今考えてみると、急に上手に弾けなくなったのではなく、
自分の中での「上手」の基準が高くなっていき、それに見合った演奏ができなかっただけだと思っています。
このように、伸び悩んでしまい、自分のピアノへの可能性を考えてしまうことが多いと思います。
もし、ピアノを弾いていて、以下のことを感じているのであれば、一時的な感情で、まだまだピアノをがんばれるという証拠です!
楽しいと感じる
ピアノを弾くこと、練習をすること、またレッスンに行くことが楽しいと感じますか?
楽しくはないけど、嫌でもない
ピアノを練習するなら、テレビを見たいな
そんな時もあります。
でも、ピアノの練習は嫌じゃないし、レッスンに行くのも嫌じゃない
このような気持ちを持っているのなら、ピアノをこれからも続けて大丈夫です。
もし仮に、
ピアノを弾くこと自体が嫌
ピアノに関して何か嫌な思い出があり、ピアノをみると嫌な気持ちになってしまう
例えば、両親とピアノのことで喧嘩した、ピアノの先生にとても怒られた
など。
とにかく苦痛
せっかくピアノでいろいろな曲が弾けるようになると思ってピアノを挑戦してみたのに、全く弾けるようになる気配がない
ピアノの音で近所の人や家族の人に迷惑をかけていないか心配
騒音のことで近所の人や家族に文句を言われたが、練習しないといけないのが嫌
といろいろあると思います。
もし、ピアノに対してこれらの感情があるのであれば、ピアノに向いていない、またはピアノを続けない方がいい
と考えられます。
ピアノは、いつでも始めることができる楽器です。
最近では、50代、70代の方など子どもだけでなく、さまざまな年齢、経歴を持った方も多く始められています。
少しでも、ピアノに対して嫌な気持ちがあるのであれば、ピアノは続けないでおきましょう。
そして、またいつかピアノに興味を持った時に、楽しく始められるといいですね。
子供さんの短期的な「好き嫌い、やりたいやめたい」で即決断する事は出来れば避けた方がいいと思います。無理して続ける必要はもちろんないですが、頑張る事でしか乗り越えられない壁ってありますし、子供さんにとって「ピアノ=嫌なもの、挫折」という印象で終わってほしくないというのが本音です。
このテキストが終わったら一区切り、次のグレードが取れたら終わり、次の発表会まで頑張ろう。何でもいいと思います。
そして、それが達成できたら思いっきり褒めてあげてください。もし、たとえ期間は短かったとしても、せっかく縁あって習い始めたピアノレッスン、そのために用意したピアノ。
いつか誰かと「子供の頃習っていたピアノ」の話になった時に、どうか苦い思い出として残るのではなく、温かい良い思い出や記憶として残っていて欲しいです。
引用:https://ayumusica.com/yamerutoki/
と、とあるピアノの先生の意見です。
せっかく習ったピアノ、最後まで嫌な思い出ではなく、最後だけでもいい思い出で終われるといいですね。
まとめ
今回は、ピアノに向いているか向いていないか、についてみていきました。
ピアノに向いているか向いていないか、はピアノをこれから続けていくのか、それとも辞めてしまうのか、ということにもつながってきます。
もしも今、ピアノが楽しくなくてピアノを辞めてしまうという決断をしたとしても、できれば何かピアノに関する楽しい思い出を作ってから辞められるといいですね!
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