こんにちは、音葉です。
近年では、ピアノを習っている方も増えてきて、どんどんお金持ちの子がする習い事、というレッテルがなくなってきているように思います。
そもそも、ピアノやヴァイオリンなど音楽に関わる習い事は、お金持ちの家の子の習い事、と言われてきたのには、そのかかる費用にあります。
まず、ピアノを習うためには、家でも練習するピアノが必要ですが、アップライトピアノを1台購入するには、50万円〜100万円ほどかかります。
レベルアップして、グランドピアノを購入するなら、150万〜と、車1台が余裕で買えてしまう金額なんです。
だから、それらの高級なものを趣味にかけれるお金がある=お金持ちの子がする習い事
というイメージになったのだと思います。
では、今回は、実際のところ、ピアノを習うにはどれくらいのお金が年間必要なのか、どんな家庭でも習うことができるのか、についてみていきます。
・ピアノを習うにはどのくらいのお金が必要?
・どんな家庭にあっている?
ピアノにかかる費用
先ほど、ピアノを購入するのに既に多くのお金が必要だということをお話ししました。
今回、平均の費用を確認するため、少し調べていたところ、こんな意見を見つけたのでシェアしたいと思います。
思い切り弾ける住環境。 広さ。音の問題など。
グランドピアノを必要とするまで長い間練習してきた歴史とそれにみあったレベル。
音楽に対する周囲の理解。
これらは最低条件として揃っていないとグランドピアノは持てません。というか必要ありません。
ベンツならお金があれば買えるでしょうが、グランドピアノとなるとお金を持っているだけでは無理です。 ですからまず最低限お金持ちである必要があり、さらに上記の条件をクリアした者だと言えるでしょう。
選ばれし者ですね。
ピアノを購入したらそれで終わり、なのがピアノの習い事ではないのです。
アップライトピアノからスタートさせることが多いと思いますが、毎日練習して、とても上手になって・・・
何年かすると、アップライトピアノでは弾けない曲がでてきます。
そして、グランドピアノに買い換えるわけですが。
この方は、そこまでのレベルに辿り着くまでにかかったお金のことを言っているのです。
だいたいピアノのお月謝が1万円だとします。グランドピアノでなければ!と思う曲が弾きこなせるまで10年ほどでしょうか。
すると、日頃のお月謝だけで、120万円。
発表会に出場する費用が1万円ほど(1万〜1万5千円のところが多いそうです)
そのドレス代2万円、お礼代5千円。
35万円。
160万円ほどかけてグランドピアノが必要なレベルに達して、また150万ほどかけてグランドピアノを購入し・・・
たぶん分かっていただけたと思います。
もちろん、発表会に参加しなかったり、音大の教授などに教えてもらわなかったりすれば、1ヶ月1万円ほどのお月謝なので、他の習い事と大差ないと思います。
しかし、楽譜代、お礼代、となにかとお金がかかるのも現実。
そういったことから、ピアノは、お金持ちの習い事と言われているのではないでしょうか。
心の底から楽しむピアノ
またまたシェアしたいのですが、
大人になってからピアノを始める方の多くは、子どもの時に習いたかったけど習えなかったから。という方が多いと思います。
子どもの頃に習えなかった悔しさ。
今からやっても遅いという諦め。
でも、そういうしんどい時期を経験しているからこそ演奏は何というかとても素敵なんです。
心の底から音楽を楽しんでいる、心で音楽を感じながら弾いている、
そんな風に思いましたー。いくら上手に弾いていたって、
「はいはい。こんなもんでしょ」という人の演奏はやっぱり胸に響いてこない。
ピアノが上手だから人前で弾ける、下手だから弾けない、ではなくて、
ピアノが大好きだから人前でも弾きたい!というのが、1番の素敵な演奏になるのだと思います。
それは、ピアノだけでなく、どんなことに対しても。
私も、自信がないから弾きたくない、のではなく、ピアノが大好き!という気持ちを常に持って演奏したいなと思いました。
まとめ
今回は、ピアノがお金持ちの習い事と言われる原因についてみていきました。
もちろん、ピアノは長い目で見ればとてもお金がかかります。
しかし、他の習い事とあまりお月謝の面では変わりなく、ピアノが大好きという思いを常に持っておくことが大切、ということがわかりました。
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