こんにちは、音葉です。
みなさんの周りには、ピアノを励ましてくれる人、応援してくれる人がいますか?
この間、私のインスタグラムのストーリーに、幻想即興曲を練習し始めるタイミング、について書きました。
簡単に言うと、素敵な曲すぎて、もう弾けるかな?まだ他の曲をたくさん弾いてからの方がいいかな、と思っていると練習するタイミングがわからないという話です。
すると、多くの方が励ましの言葉をくださりました。
大丈夫!絶対弾けます!だったり、笑顔の顔文字…
もちろんその方々とは、実際にお会いしたことはありませんが、そのように応援してくださる方が周りにいることで、私はとってもうれしくなりました。
この記事は、ピアノの先生や、他の楽器の先生方にも、生徒がもらって嬉しい言葉の参考になればいいなと思います。
言葉の力
伝える言葉やその伝え方一つで、うれしくなるか、悲しくなるかが分かれます。
例えば、生徒がとても上手な演奏をして、
今日は上手に弾けたね!
と言うのと、
今日も上手に弾けたね!
と言うのでは印象が変わります。
前者の場合は、いつもはあまり上手じゃないのか…と褒められたのに、悲しい気持ちになってしまうかもしれません。
しかし、後者は褒めてもらえて嬉しい!という気持ちになります。
ピアノや他の楽器の先生と生徒は、長い付き合いになることが多いです。
もちろん引っ越しで短期間になることもあるかもしれませんが、1年、10年・・・と生徒と先生の関係が続くことがほとんどです。
そのように考えると、一回でも悲しい思いをさせてしまうのは非常にもったいない!
言葉の言い換え
私は、よくピアノのレッスンに自分の実力以上の曲を持っていくことがあります。
自分でもまだ思うように弾けないだろうな、とは実感していますが、弾きたいので持っていきます!
先生との信頼関係が十分にあるので、ダメって言われるから、この曲を弾きたいことは言わないでおこう、といったことは私はあまりしません。
そして、先生は基本ダメとは言いません。
これは難しいよ、、、のみ言われたのは1曲だけです。
ラヴェルの道化師の朝の歌・・・笑
じゃあ代わりに何を言われるかと言うと、
オクターブがもう少し余裕を持って弾けるようになったらこれ弾こう!
と将来の目標や、これから何を頑張ればいいかが明確になる言い方で、今後弾く約束をしたり、
ちょっと難しいけど、とりあえず譜読みをしてみて考えてみよう!
ここまで弾いてみてから、考えよう!
というように、私の弾きたい気持ち、そしてちょっと難しい曲に挑戦してみたい気持ちを常に尊重して、言ってくれます。
そして、とりあえず譜読みをしてみて考えよう!なんだったら、1週間の間にできる限り弾けるようになったら、弾いてもいいってことだよね!!!!
と思う私は、それから1週間その曲に精一杯取り組むのです。
すると、結果、どうしても弾きたかった難しい曲にチャレンジしたことで、ピアノへの意欲は上がり、忙しくても練習時間の確保、新しいテクニックの取得、などいいことがたくさんありました。
もちろん、難しい曲ばかりチャレンジするのはいいことではありません。
基礎を大切にし、自分のレベルで弾ける曲を最大限の完成度に仕上げることも大切です。
しかし、難しい曲にチャレンジできた!という成功体験、そしてチャレンジしてみたけどやっぱり難しかった。という体験、どちらも大切だと思います。
聞きたいという気持ち
私が、普段先生に言われてとても嬉しい言葉があります。
今度、聞かせてね!
という言葉。
私が、家で遊びでこんな曲を弾いていると伝えた時や、レッスン曲で合格できなかった時。
今日言われたことを直して練習してきてね!
と言われると、なんだか練習を強制されている気になることがあります。
しかし、聞かせてね!と言われると、誰かに聞いてもらうのだからそれに見合った演奏ができるようにならないと!と思い、自ら練習を頑張ることでしょう。
まとめ
今回は、ピアノの先生に言われて嬉しい言葉を紹介していきました。
言葉の力というものはとても偉大で、言い方一つでピアノへの印象、先生への印象が変わります。
ピアノの上達において、先生と生徒の信頼関係が大切だからこそ、伝え方、言葉の選び方、ぜひ大切にしていただきたいなと思います。
2生徒の弾きたい思いを尊重!まだ難しいと思っても、成長のチャンスと思って、できるだけチャレンジさせてあげよう!
3先生や保護者の方が、演奏を聞きたい!という気持ちを持っていると、練習の自主性が生まれる!
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