ピアノ 弾きたい曲が自由に弾けるようになるには何年?

ピアノ

こんにちは、音葉です。

ピアノを何年習ったら、弾きたい曲が弾けるようになるの?

ピアノを毎日どれだけ弾いたらいいの?

そんな疑問を持ちながら、日々練習をしていませんか?

私自身も、こうやってブログやSNSで発信していますが、分かっていてもついついこのような疑問を持ってしまっています。

音楽は、芸術は、先がながーーーーいのです!

1年間、欠かさず毎日練習したからといって、ピアノが上手になりますが、上手に弾けるわけではありません。

今回は、ピアノで自由に弾きたい曲を弾けるようになるには何年くらいかかるのかをみていきたいと思います。

・ピアノが弾けるようになるには何年?

・ピアノを早く弾けるようになる方法とは?

ピアノが弾けるようになるには何年かかる?

ピアノが一人前に弾けるようになるには、10年かかります。

と、よく言いますよね。

ピアノだけではなく、何事も10年継続してやっとスタート地点に立てると。

以前の私なら、そんなぁ、10年続けなくても上手な人いるよ!と思ってました。

しかし、最近、少し屁理屈になってきた私は、この意見を信じています笑

前の記事で、基礎がいかに大切かということについてお話ししました。

基礎は、1日ハノンを弾き続けたからといって、次の日には見違えるほど上手になっている、なんてことはありません。

やはり、毎日の継続が大事です。

毎日、1日10分でもハノンを弾くのを習慣化して、数ヶ月、数年弾く方が、よっぽど上手になります。

もちろん毎日コツコツと好きではない曲も含めて練習をし、レッスンにも通い、そんな生活を10年続けて、やっといろいろな曲を弾けるスタート地点に立ったとします。

その次は、量より質で、短期間にできるだけたくさんの曲に触れることが大切です。

ピアノ歴の進度とは?

何歳の方でも、ピアノ歴は10年です!と聞くと、とても上手に弾けるイメージを勝手に持ってしまっていませんか?

10年間レッスンに通っている人、10年間独学でピアノを練習している人

では差がありますし、

10年間毎日欠かさずピアノの練習をしている人と、10年間1週間に1度だけピアノの練習をする人

でも、大きな差があります。

いろいろなパターンの人がどれくらいの進度でどのような曲が弾けるのかを紹介します。

プロは目指さないがコンクールに出場タイプ

練習時間:毎日、中学年まで30分〜1時間、高学年は1時間半〜2時間

1年目〜3年目:バイエル上と下

4年目〜5年目:ブルグミュラー

6年目〜8年目:ソナチネ

9年目〜10年目:ソナタ

普通タイプ

発表会は毎年出演し、教本を進めるスピードも遅くなく、速くもない生徒

練習時間:1週間に4〜5日、30分ずつの場合

1年目〜5年目:ぴあのどりーむ1巻〜6巻、バイエル上と下

エリーゼのために、トルコ行進曲、紡ぎ歌が弾けるレベル

6年目:ブルグミュラー

7年目〜9年目:ソナチネ

10年目:ソナタ

発表会はがんばるタイプ

練習時間:週3日〜4日、20分〜30分

1年目〜4年目:ぴあのどりーむ1巻〜4巻、バイエル上

5年目〜7年目:バイエル下

7年目〜9年目:ブルグミュラー

10年目:ソナチネ

ピアノは好きだけど練習はしないタイプ

練習時間:週2日、10分程度

1年目〜4年目:バイエル上

5年目〜8年目:バイエル下

9年目〜10年目:ブルグミュラー

 

と、私はピアノの先生ではないので、いろいろGoogleで調べてみながら作ってみました。

最初の数年の教材が多すぎるので抜粋しますが、私の場合は、

1年目〜3年目(年中〜小1):ピアノランド1〜3、バイエル上下

4年目〜5年目:ブルグミュラー

6年目〜7年目:ソナチネ

8年目〜:ソナタ

と感じで進んできました。

幼稚園と小学校低学年の時の練習量が半端なかったので、標準よりは少し早いかなと言う感じです。

もちろん、これらのメインの教材以外にも、ツェルニーや他の練習曲、バッハなどを併用しているうちに、進度が遅くなることもあると思います。

また、先生によっては合格の基準が厳しかったり優しかったり・・・

発表会は頑張るタイプと、ピアノは好きだけど練習をしないタイプを省いては、あまり進度が大きく変わらないことがわかります。

もちろん、プロを目指すような子どもにとっては、1年遅い、2年遅いというのは致命的になることもあるかもしれません。

しかし、ピアノを趣味で続けたい!と言う子どもにとっては、きちんと週に3回〜4回、30分、を継続して練習していれば、10年経つと、かなり弾けるようになっています。

1日ってすごい貴重で、ピアノの練習より大事なことをしないといけない日もあると思います。

私自身も、ピアノの練習が大事だと言うことをわかりつつ、今はピアノじゃない、と思う時も、もちろんあります。

そんなときは、ピアノ以外のことを経験することで、表現力が上がるとか、想像力が上がるとか、ポジティブに考えて、きっぱりお休みしたらいかがでしょうか?

そのとき、練習を30分休んだからといって、大きく差がつくことはありません。

まとめ

今回は、ピアノ歴10年はどのくらい弾けるのか、毎日の継続がどれくらい大切なのか、についてみていきました。

ピアノを週3回30分ほど弾くと、10年目にはモーツァルトやベートーヴェンの簡単なピアノソナタが弾けるようになります。

また、それ以上練習をしていると、8年目や9年目にソナタを弾けるようになっていると思います。

 

この記事を書いた人

はじめまして、音のジャーニーを管理している音葉です。

突然ですが、私は、世界中のいろいろな音が好きです。

雨の音、お湯を沸かしている音、料理している音、窓の外から聞こえる鳥の鳴き声など。一度気になると、寝ることや勉強をすることなんて忘れて、聞き入ってしまいます。

そんな様々な音の中でも、クラッシック音楽に一番の魅力を感じています。

特別な音楽教育を受けたりしていませんが、ピアノとオーボエをメインに、気になる楽器といろいろ浮気をしつつ、毎日楽しく音を楽しんでいます。

幸運にも、日本だけでなく、アメリカとカナダでの生活を経験をし、それぞれの国で異なった音楽教育を受けることができました。

欧米では、音楽の本当の楽しみ方を教えてもらい、偉大な作曲家や、クラッシック音楽が今までよりも身近に感じられるようになりました!!

大学生になった今も、趣味として音楽をずっと続けれていることにとても幸せを感じています。

このブログを立ち上げた理由はただ一つ、私はとてもおしゃべりさんなので、音楽に関することで調べたこと、学んだこと、いいなと思ったこと、いろいろシェアしたかったからです。

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