ピアノは何歳から始めるのが1番いい?4歳から習う必要はない!

ピアノ

こんにちは、音葉です。

ピアノを含めた、いろいろな音楽や芸術系の習い事は、できるだけ早い方がいい、3歳、4歳から始めるのがいい、という風潮もありますが、実際のところ、何歳からピアノを始めるのがいいのでしょうか?

私自身、4歳からピアノを始めましたが、当時のレッスンに関する記憶は、残念ながらあまりありません。小学校4年生あたりからは覚えているのですが・・・。

唯一、小さい頃から習っていてよかったなと思うところは、当時使っていた、音楽ノートを見返すと、

ひらがなも拙い文字で、たくさんがんばりました、とか、よくできましたよと、書いてあったり(先生の真似)、ノートいっぱいのとっても大きなト音記号や、音符が書いてあり、我ながら、見ていてほっこりするところです。

もちろん、急成長段階にあり、いろいろなことに興味を持っているそんな多感な年齢から始めることに対してのメリットはあるのかもしれませんが、実際、4歳の子どもがどこまでの集中力を持ってピアノのレッスンに取り組めるのか、と聞かれると、答えは少し明らかなのかもしれません。

3歳、4歳からピアノを始める

私は、幼稚園に通い出した頃から、幼稚園の先生のピアノを見ていたのか、電車の窓で一生懸命ピアノを弾いているふりをしていたようです。

それで、4歳からピアノ教室へ通うことになりました。

しかし、もし子ども自身のピアノへの興味があまり現れていないまま、とりあえず早く習わせた方がいいと思って3歳、4歳からピアノ教室へ通うのは少し違うかもしれません。

3歳の集中力が持つ時間は、約4分

4歳の集中力が持つ時間は、約5分 (年齢+1分)

と言われています。

もちろん子どもによって差はあるかと思いますが、30分間のレッスンの間、ずっとピアノの椅子に座って、ピアノを弾き続ける、または先生のお話をしっかり聞く、というのは難しいのではないでしょうか。

ましてや、ピアノにまだ興味がない子どもの場合は、ピアノへの興味を引くことすら大変かもしれません。

その一方で、少し大きくなってから、ピアノを始めたらどうでしょうか?

小学生からピアノを始める

小学生は、手や指の力もしっかりしてきて、集中力も幼稚園児よりは少し長くなります。

初めは、3、4歳からピアノを始めた子より遅れていて、焦ってしまうこともあるかもしれませんが、脳がある程度発達し、学習能力がある年齢から始めていることから、ピアノの上達スピード、そして教材の進む進度が早く、きちんと練習していれば、それほど遅れを取ることはありません。

私自身も、小学生の時に、私より随分遅くからピアノを始めた子の方が上手になっているのを知り、とっても焦った思い出があります。

海外の例

海外では、ピアノを3歳から習う、というのはまずあまりありません。

早くて、6歳、7歳、実は、12歳以降の割合も多いんです。

英語で、best age to start learning piano と調べると、6歳〜9歳と出てきます。

それに、私のピアノの先生も、9歳からピアノを習い始めたそうなんです。

あなたは4歳から習い始めて、僕は9歳から習い始めたけど、まだあなたは僕のレベルに全然到達してないよ。

と言われ、かなりショックでしたが、本当にその通りで、ピアノの上達スピードと、ピアノを始めた年齢は比例しません

先生の年齢に達する頃には、同じように弾けるようにがんばろうと決心しました・・・。

結局、ピアノの上達と関係があるのは、本人の努力とピアノを精一杯練習できる環境でしょうか。

まとめ

今回は、ピアノを習い始める年齢についてみていきました。

小さなお子さんを持つ親御さんにとっては、とても気になる問題だとは思いますが、決して、ピアノを習うのが早かったらそれだけ上達が早い、ということはありません。

小さな頃からピアノへの興味が溢れていたら、3歳や4歳から習うのも1つですが、興味があまりないようであれば、もう少し手や脳の発達を待って、小学生から習い始めるのも決して遅くはありません。

1番適切なタイミングは、本人のピアノへの興味が出てきた時、です!

 

この記事を書いた人

はじめまして、音のジャーニーを管理している音葉です。

突然ですが、私は、世界中のいろいろな音が好きです。

雨の音、お湯を沸かしている音、料理している音、窓の外から聞こえる鳥の鳴き声など。一度気になると、寝ることや勉強をすることなんて忘れて、聞き入ってしまいます。

そんな様々な音の中でも、クラッシック音楽に一番の魅力を感じています。

特別な音楽教育を受けたりしていませんが、ピアノとオーボエをメインに、気になる楽器といろいろ浮気をしつつ、毎日楽しく音を楽しんでいます。

幸運にも、日本だけでなく、アメリカとカナダでの生活を経験をし、それぞれの国で異なった音楽教育を受けることができました。

欧米では、音楽の本当の楽しみ方を教えてもらい、偉大な作曲家や、クラッシック音楽が今までよりも身近に感じられるようになりました!!

大学生になった今も、趣味として音楽をずっと続けれていることにとても幸せを感じています。

このブログを立ち上げた理由はただ一つ、私はとてもおしゃべりさんなので、音楽に関することで調べたこと、学んだこと、いいなと思ったこと、いろいろシェアしたかったからです。

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