こんにちは、音葉です。
ピアノ協奏曲シリーズ第四弾、人生で一度は聞きたいピアノコンチェルトです。
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では、おすすめのピアノ協奏曲を時代別にみていきましょう!!
・一度は聞いたことがある?ピアノ協奏曲
・これから聞きたいピアノ協奏曲
・きっとお気に入りになる!ピアノ協奏曲
バロック
バッハ チェンバロ協奏曲 ニ短調
バッハの時代は、ピアノではなく、チェンバロが主流だったので、ピアノの協奏曲ではなく、チェンバロの協奏曲です。
しかし、今ではピアノで弾かれることがほとんどで、1度聞くと忘れられないメロディーです!
古典
モーツァルト ピアノ協奏曲20番
モーツァルトのピアノ協奏曲は、20番以降は全て名曲ですが、その中でもこの20番は、初演から途切れることなく演奏され続けてきたそうです。
この曲は、モーツァルトが初めて書いた短調の協奏曲です。
ベートーヴェン ピアノ協奏曲5番 皇帝
参照:
ロマン
ショパン ピアノ協奏曲1番
ショパンは、「ピアノの詩人」というあだ名を持つほどに、ピアノの作曲家として、大成功しました。
しかし、ショパンの作品のほとんどはピアノソロのために作られたもので、ピアノ協奏曲はたったの2曲のみです。
1番の有名さからか、2番はあまり弾かれることはありません。
この曲には、ショパンの故郷、ワルシャワへの思いが込められているそうです。
シューマン ピアノ協奏曲
この曲は、初演ではシューマンの妻、クララが弾いたそうです。
リスト ピアノ協奏曲1番
リストは、ピアノ協奏曲を2曲作曲していますが、ショパンと同じく、1番がよく演奏され、2番はあまり演奏されることがありません。
実は、1番の前に2曲作曲していたと言われていますが、楽譜がないため、それは定かか分かりません。
また、ピアノ協奏曲としてはめずらしく、4楽章までありますが、演奏時間は約20分と比較的短い曲です。
グリーグ ピアノ協奏曲
参照:
チャイコフスキー ピアノ協奏曲1番
参照:
ラフマニノフ ピアノ協奏曲2番
ラフマニノフは3曲のピアノ協奏曲を作曲しました。
その中でも、2番と3番は多くのピアノ協奏曲のなかでも、必ず弾かれる、最高傑作です。
2番は、冒頭のピアノの始まり方から、なにかすごいものを感じますよね。
実は、この2番は、ラフマニノフ自身が初演で弾いたそうです。
技術、音楽表現、全てにおいて最難関な曲です。
ラフマニノフ ピアノ協奏曲3番
2番と同様、3番もとっても有名な曲です。
ラフマニノフは、左手で12度の音程を押さえることができ、なんと身長は2mを超えていたんだとか・・・
ラフマニノフのピアノ協奏曲で使われる音域の広さも、この曲の難しさです。
近現代
ラヴェル ピアノ協奏曲
ラヴェルのピアノ曲、最後の作品です。
ラヴェルの作り出す曲とその世界観は、いつもなにか魔法にかかったような雰囲気ですが、このピアノ協奏曲は特にその傾向があります。
一瞬で違う世界に行って、一瞬で戻ってくる、私にとってはそんなイメージです。
プロコフィエフ ピアノ協奏曲3番
この曲は、20世紀を代表するピアノ協奏曲の1つと言われています。
実はこの曲が作られた時、ロシアではロシア革命が起こり、プロコフィエフはアメリカへ亡命を考えたそうです。
アメリカへ行く前に、日本を経由し、約2ヶ月間、日本でリサイタルを行いました。
そして、奈良にいる間に、白鍵四重奏曲の構想を考え、それが、このピアノ協奏曲3番になったとも伝えられています。
もし、それが本当だとすれば、日本、すごいですね!!
まとめ
今回は、ピアノ協奏曲シリーズ最後ということで、いろいろな協奏曲を紹介しました。
ピアノのソロの音楽も素敵ですが、ピアノ協奏曲は、オーケストラの伴奏が、ピアノの魅力をより引き出していると思います。
みなさんのお気に入りのピアノ協奏曲がみつかりますように!
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