こんにちは、音葉です。
今日は、音楽、特にピアノをやっている方なら、必ず1回は憧れたことがあるピアノ協奏曲について書きたいと思います。
この記事は以下のお悩みを解決します!
・ピアノ協奏曲について知りたい
・ピアノ協奏曲の難易度について知りたい
・ピアノ協奏曲は、どんな楽譜を使うといいか知りたい
ピアノ協奏曲とは?
まピアノ協奏曲と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?
きっと、多くの方が先生と練習室で一緒に弾いているというイメージよりは、プロのピアニストが、ステージでオーケストラをバックに弾いている、というイメージが大きいと思います。
私は、長い間とても疑問だったことがあります。
なぜ、ピアノ以外の楽器、例えば、ヴァイオリンやオーボエ、フルート、などの楽器は、小さな頃から協奏曲を練習するのに、ピアノはしないのだろう…。
「協奏曲」という意味は、他の楽器でも変わらないのに、なぜピアノはこれほど練習する機会が少なく、また音大やプロを目指さない多くの人がピアノ協奏曲を練習する経験をできずに、ピアノの人生を終えてしまうのが悔しいなと思っていました。
これについて考えてみたところ、ピアノ協奏曲の曲自体の難易度と練習する、または発表会などで演奏する難易度に原因があると考えてみました。
とても個人的な意見なので、興味のない方は曲紹介までスキップしてくださいね!
ピアノ協奏曲の難易度とは?
もちろん、ピアノがオーケストラにはいれるのは、ほとんどがピアノ協奏曲の時なので、プロの演奏家が弾く難易度です。
ただ、一概に難易度といっても、ショパンやリスト、ラフマニノフなどのかなりの超絶技巧を要するものから、モーツァルトやハイドンなどの比較的、親しみやすい曲まであります。
発表会で演奏する難易度とは?
ピアノ以外の楽器でも、協奏曲を演奏した場合、オーケストラパートをピアノで弾きます。
つまり、発表会などで、演奏しようとする場合、ピアノ協奏曲には2台のピアノが必要になります。
あまり、ピアノ協奏曲を気軽に練習できない1番の大きな理由は、ここにあると思います。
その一方で、ヴァイオリンやオーボエなどの楽器は、ソナタや小品など、協奏曲ではない曲を演奏する場合も、ピアノ伴奏者が必要となります。
そのため、協奏曲を発表会で発表することは、曲の難易度を省けば、協奏曲以外の曲と同じと考えることもできます。
しかし、弾きたいものはそう簡単には諦めれなくて、実際に人前で発表できなくても練習したい!と思う方はいらっしゃると思います。
私も同じように、ピアノを習っている以上、協奏曲だって弾きたい!と思うので、一緒にがんばりましょう!
では、実際に何曲か曲の紹介と楽譜の紹介をしていきたいと思います。
ピアノ協奏曲の紹介
比較的易しくチャレンジしやすいレベルの協奏曲を紹介します。
ハイドン ピアノ協奏曲二長調
1楽章〜3楽章まであるのですが、3楽章が1番短く、取り組みやすいかと思います。
ハイドンの協奏曲は、よく日本や海外でも、小学生くらいのお子さんがオーケストラと弾いているのを見かけます。
実際に、プロとして活躍されている方の過去の動画を見ると、この協奏曲を小学生の時に演奏されていたそうです。
こちらの協奏曲は、なんと全音からも出されていて、表紙にかかれてある星は、星4つの難易度です。
つまり、ツェルニー40番や、ソナタアルバムなどと同じくらいということなんです!
全音の楽譜のいいところは、安く購入でき、カデンツァも入ってあるところです。
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実は、私もハイドンのピアノ協奏曲が大好きで、練習していたことがありました。
その時に知り合った方に話すと、なんとオンラインソフトを使って伴奏パートを作ってくれたんです。
そのYouTubeのリンクも貼っておくので、これから練習される方はぜひ参考にしてみてくださいね!
モーツァルトピアノ協奏曲
モーツァルトは、なんと生涯で、27曲も書いたんです。
私は、オーケストラで演奏したことのあるモーツァルトのピアノ協奏曲を選びましたが、全部聞いてみて、これだと思ったものを練習するのもいいかもしれません。
ここでは、有名な2曲だけピアノ協奏曲を紹介しておきますね。
モーツァルトピアノ協奏曲21番
モーツァルトピアノ協奏曲23番
本格的に、練習する場合、モーツァルトのピアノ協奏曲を練習する上で、楽器同士の掛け合いのパート(例えば、オーボエとフルート)がたくさん出てくるところを気にしたりする必要がでてきます。
私がおすすめする楽譜は、ペータース版です。
オーケストラパートのピアノの楽譜(2段目)に、どの楽器のソロか、またそのかけあいがあるかの記載があるので、オーケストラのCDなどと合わせるときも、とても分かりやすいんです。
また、ベーレンライター社の楽譜は、カデンツァが別冊になっているので注意してくださいね。
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オーケストラとピアノ協奏曲弾くわけではないので、楽譜が高すぎる!という方は、全音で出版されている楽譜から協奏曲を選ぶのも1つだと思います。
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モーツァルトの協奏曲の全体的な難易度としては、モーツァルトのソナタが全楽章弾けるレベルだと思います。
しかし、協奏曲の最大の難易度は、他の人と合わせることにあります。
他の人と一つの音楽を一緒に作り上げる、その経験は忘れられないくらいとても楽しいですよね!
まとめ
今日は、ピアノ協奏曲についてみていきました。
チャレンジできそうな曲や、これから弾いてみたい曲が見つかったのなら、とても嬉しいです!
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