こんにちは、音葉です!!
ピアノを弾く時に指が届かなかったらどうすればいい?
というタイトルで記事を書きました。
そもそも、指が届かないのは、私たちの手が小さいからではなく、作曲家の手が特別大きいからではないか??と思ったので、調べてみることにしました。
今回は、調べていくうちに、興味深い物をたくさん見つけたので、いろいろな方の記事を引用させていただきました。ありがとうございます。
・ピアノの作曲家の手は大きい?
・一番手が大きい作曲家
・いろいろな作曲家について知りたい!
手の大きさの平均
そもそも、手の大きさの平均はどのくらいなのでしょうか。
実際に、ピアニストと比較をするために、日本人の平均を調査した結果が載っている記事を探しました。
引用:https://40sfile.com/yubi-nagasa-heikin
指長:各指の指先から指の付け根のしわ
男性 | 女性 | 男性と女性 | |
親指の指長 | 60.8mm | 56.0mm | 59.0mm |
人差し指の指長 | 71.3 | 66.5 | 69.5 |
中指の指長 | 79.5 | 74.1 | 77.4 |
薬指の指長 | 74.5 | 69.2 | 72.5 |
小指の指長 | 59.0 | 54.5 | 57.3 |
作曲家の手の大きさ
リスト
リストは、数々の超絶技巧を駆使した練習曲や、愛の夢などの美しいメロディーを書く作曲家として有名ですね!
リストは、数々の作曲家の中でも手の大きさが一番大きいと有名ですが、実際の長さが書かれてある記事を発見しました。引用させていただきます。
引用:https://piano.animatomusica.com/composer/6114/
先程の平均とリストの各指の長さを比べてみましょう。
(リストの長さがmmではなく、cmでの記載だったので、先程の平均数値もcmに合わせています)
男性 | 女性 | リスト | |
親指の指長 | 6.1cm | 5.6cm | 7cm |
人差し指の指長 | 7.1cm | 6.7cm | 11cm |
中指の指長 | 8.0cm | 7.4cm | 12cm |
薬指の指長 | 7.5cm | 7.0cm | 11cm |
小指の指長 | 5.9cm | 5.5cm | 8.8cm |
親指以外は、なんと日本の男性平均より約5cmほど大きいという結果になりました!
ラフマニノフ
手を広げた時の長さが、約30cmで13度(ドレミファソラシドレミファソラ!!!!)
私は、1オクターブ(ドからド)が8度、それが限界なのでびっくりな結果です…
引用:https://dxb83macng.exblog.jp/16008654/
ピアニストはたとえば、ドと高いド、さらに間のミのフラットやソを一緒に弾くなどということができなければいけない。ピアニストの横山幸雄氏は著書で、手を最大に広げたときに9度(1オクターブに鍵盤1つ分)手が届けばほとんどの作品が弾ける、と言っている。だからピアノを習う子供たちは一生懸命練習して、指と指の間を広げる努力をする。
リストやラフマニノフなどの作曲家は、手が大きいと有名ですが、ベートーヴェンなどあまり手の大きさについて聞かない作曲家でも、手が小さければ少し演奏に不利なことがあります。
例えば、ベートーヴェンピアノソナタ1番4楽章
8度がギリギリな私が、8度かつ真ん中に音が入っている和音を弾き続けるのは、かなりきついです笑
また、フォルテなどで弾き続けるとなると、かなり辛いですよね。
また、気になる情報を見つけました。
引用:https://blog.goo.ne.jp/piano-no-neiro/e/fe9955f3479107228cdd0d5f8e7b802b
身長は6フィート6インチ(198センチ)、やせ型で手足が長く、その大きな手のひらは拡げると12インチ(30センチ)もあったそうです。しかも大きいだけではなくて「指先へゆくほど細い形をしており、手を拡げるとまるでタコの足のようにしなやかにくにゃくにゃと、鍵盤を覆ってしまう」というのです。
ショパン
ピアノを習っている方なら、一度は憧れたことがあるショパン。
ショパンの手の大きさはどこにも見つからなかったのですが、ショパンの左手の実寸代の模型は残されているそうです。
引用:http://www.salondechopin.com/2014/04/24/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%89%8B/
この模型は、ワルシャワのショパン記念館に保管されているそうです。
そしてなんと、その複製品の模型は、ポーランドのお土産屋さんで購入することができるのだとか・・・
模型を家に連れて帰るのはさすがにちょっと怖いので、いつかショパン記念館に見に行ってみたいなと思います♪
ショパンの手は、当時の今より鍵盤の幅が細いピアノで10度(ドからミ)届いたそうです。
現在のピアノでは、9度くらいと言われています。
それで、ショパンのエチュードを弾いた、と考えると、なんだか手の大きさを言い訳に、ショパンのエチュードを弾かないなんて、言い訳はもうできないなと思いました。
しかし、ショパンの指は、とても柔軟性に長けていて、それぞれの指の間がよく伸びたそうです。
手の大きさより、やはり手全体と指と指の柔軟性ですね!
まとめ
今回は、手が大きい!と有名な作曲家の手の大きさをみていきました。
リストと私の手の大きさを比べてみると、改めて、その大きさに驚きました!
ショパンやベートーヴェンのオクターブできつい私には、リストやラフマニノフ、もっと大変ですが・・・
いつか、余裕で11度届くよ〜となるよう、引き続き柔軟性向上に向けて頑張りたいと思います!
2ラフマニノフは13度届く!
3ショパンは9度くらい届いたが、手の柔軟性に長けていた!
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