こんにちは、音葉です。
ピアノを習う上でお月謝、は1番気になることだと思います。
私も、ピアノ教室を探す際、もちろん先生方の経歴や指導方針なども確認しましたが、お月謝もとても重要視していました。
先日、ピアノの先生向けに書かれた、”レッスン料が高い方が生徒が集まる”という記事を見て、それは困る・・・と思いました笑
とてもお月謝が高ければ、気軽に楽しくピアノは続けていけませんが、もしまだ手頃な価格だと楽しくピアノを続けていくことができますよね。
今回は、そんなピアノ教室のお月謝の相場や、お月謝でわかる先生の特徴などについてみていきたいと思います。
・お月謝が安い先生はどんな先生?
・お月謝が高い先生の方が、たくさん教えてくれる?
・平均のお月謝は?
お月謝の平均
例えば、レベルや年齢によってお月謝が変わっていく教室もあります。
その一方で、子どものピアノ、大人のピアノ、とだけ分かれていて、一律の金額の教室もあります。
私は、曲数が多いので60分レッスンをお願いしていますが、子どもの頃は30分レッスンでした。
今回は、小学生以上の30分レッスンの相場についてみていきたいと思います。
ヤマハ
ジュニアスクールピアノコース ステップ1
月3回の個人レッスン 30分が8,520円
ジュニア総合コース
月3回の60分グループレッスンと月1回の30分個人レッスン 11,330~13,530円
ジュニア専門コース(オーディション有)
グループレッスンと個人レッスン 18,480~22,880円
カワイ
小学生からのピアノコース
30分個人レッスン 7,020円
ハイレベルピアノコース コースC(小学生)
60分個人レッスン 18,000円~
ハイレベルピアノコース コースB(中学生)
60分個人レッスン 22,000円〜
個人経営
個人でピアノ教室を運営している先生のお月謝の平均は約5,000円です。
都会と田舎ではまたお月謝の平均が異なります。
また、コンクールに出ている子が多く通う教室や、プロを目指す子が通う教室では、ピアノレッスンの他にソルフェージュや楽典などのレッスンもしていることがあり、お月謝が増えることもあります。
お月謝が高い先生につくメリット
お月謝が高い先生につくと、お金がたくさんかかりますが、その分大きなメリットがあることもあります。
通常と比べてもお月謝が高い先生は、有名な音大卒や、自身がピアニストとしてのプロ活動をしていたり、と音楽家として大きなキャリアを持っている方が多いです。
そのため、生徒にもたくさんの演奏の機会が与えられたり、いろいろな音楽関係の方と知り合いになれたり、ピアノ関係のイベントに積極的に参加させてもらえたり、なども可能なことがあります。
通常ならば、ピアノの先生は、その地域のお月謝の平均などからお月謝を決めたり、先生になったばかりの方だと平均より少し少なめを設定するそうです。
その一方、お月謝が平均より高い先生は、自分の提供するレッスンに自信があり、レベルが高く、ピアノへの意識が強い生徒に来てほしいと思っているそうです。
また、同じピアノ教室には、とてもレベルが高くて、生活においてピアノが最優先になっているような子たちがいる可能性が高く、同じ目標を持って一緒にがんばれるという意味では、価値があると思います。
ちなみに、ピアノの先生がお月謝を高くする理由として、
「レッスン料が高いほうが生徒が集まる理由」の1つ目は、
「レッスン料が高くても習いに来てくれる生徒は、他の習い事をしている可能性が低いから」ですピアノにお金をかけてくれる生徒は、習い事をピアノ一つに絞っていることが多いです
ピアノ1つに絞るということは、本人も保護者もよほど音楽が好きで、ピアノの価値をわかってくれている方だと推察できます他に習い事をしていない分、ピアノ教室は質の高いものを求めます
そしてそういう方は、「レッスン料が相場より高め=質の高い教室」だと判断し、入会を検討するでしょう
しかも、そんな方は、下記のような環境が整っています
練習の時間が取れる
時間の調整がしやすい
音楽に没頭しやすい環境が整っている可能性が高い
理想のレッスンをしやすくなり、いいことずくめだと思いませんか?
引用:https://ameblo.jp/sakurapianocoach/entry-12691529567.html
先日、ピアノが上達する1番の秘訣は、ピアノを生活の最優先にすること、だという記事を書きました。
https://otonojourney.com/archives/803
1日でいろいろしたいことはあると思いますが、特にピアノ!と思ってピアノ中心の生活を送るだけでも上達のスピードは変わってきます。
少し話がずれてしまいましたが、お月謝が平均より高い教室は、生徒とその家族の意識が高く、ピアノへの優先順位も高いため、ピアノ教室全体としての雰囲気とレベルが高いと考えられます。
お月謝が安い先生のメリット
一方で、私のように習い事をいくつもしている方であれば、なかなかとても高いピアノの先生に通うのが難しいこともありますよね。
私は、ピアノもがんばりたいけど、他のこともがんばりたい!とにかく後悔しないように、したいことは全部経験したい!と思う派なので、お月謝重視でピアノ教室を考えました。
お月謝が平均より安い場合は、30分以上でもお月謝が1万円以下のことが多いですが、すると、最大のメリットがピアノ以外のことにもお金をかけられるということです。
そして、お月謝が安いからといっても、きちんと先生の経歴や性格を見極めていれば、ちゃんと自分にぴったりな先生が見つかることです。
もちろんピアニストになろう、音大に入ろうと思う方は、いずれ大学で教えている先生などにつかなくてはならない日が来るかもしれません。
私は、お月謝が安いからといって、適当にレッスンをする先生はいないと思います。
ですが、一つ言えるのは、ちゃんと先生のことを知った上でその教室を選んだのであれば、きちんとした先生が本当に大切なことや必要なことを教えてくださいます。
まとめ
今回は、ピアノ教室のお月謝が高い方が生徒は上達するのかどうかと、ピアノ教室の平均のお月謝について見ていきました。
すると、お月謝が高い先生は、きちんとした理由を持って高くしていることがわかりました。
また、お月謝が平均より安い先生は、ピアノ科を出ていなかったり、まだ先生になったばかりだったりすることがほとんどで、先生のことを知った上で決めれば後悔することはないと思います。
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