バッハの弾き方攻略法!!インヴェンションはどのようにして練習する?

ピアノ

こんにちは、音葉です。

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バッハと聞けば、苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。

私は、バッハは苦手ではありませんが、好きかと言われれば少し悩んでしまいます。

しかし、私はバッハを弾いていると、なぜかとてもピアノが楽しい!と感じます。

今回は、バッハが楽しいと思える弾き方や2声以上の弾き方のコツについてみていきたいと思います。

・バッハってなんで難しいの?

・どうしたらバッハがおもしろくなるの?

・2声以上の弾き方は?

バッハってなんで難しいの?

バッハは難しい、とよく言われますが、なぜ難しいのでしょうか。

左手がメロディー

私は、バッハが難しいと言われる一つとして、今まで伴奏しかしてこなかった左手が急にメロディーを弾くことだと思います。

私も初めて弾いた時は、左手が全く動かなくて少し苦労しました。

特に、左手もっと聞いて、歌って、と言われても、どうしても右しか聞こえなかったのです。

私はずっと伴奏しかしなくてもいい左手はとても楽だと思ってきました。

しかし、右と左がひっくり返って、右が伴奏をして左がメロディーを弾く部分がある曲、例えばモーツァルトのロンド二長調。

右手で伴奏するってとっても難しかったんです!!

それで、結局右手も左手もどっちも同じくらい難しいことしているんだ、と思うようになりました!

でも左が伴奏で普段難しいと思わないのは、慣れているから、だと思います。

左手も右手と同じくらいメロディーを弾く練習をすれば、それほど難しいと感じなくなるのではないでしょうか。

ノンレガート

また、バロック時代の曲にでてくる、ノンレガート、一体どうやって弾くの?と疑問に思っている方も多いと思います。

スタッカートでもないし・・・

それはバッハの時代に使われていたピアノ、チェンバロと現代のピアノの構成が違うことも関係していると考えられています。

現代のピアノは、響きが豊かで、例えばかなり大きなコンサートホールでも後ろの席まで十分に音が聞こえるようになりました。

その一方で、すべての音がはっきりと聞こえるわけではなくなりました。

しかし、バッハの時代のチェンバロは、正しく弾けば、すべての音を平等に聞くことができる楽器なのです。

それで、現代のピアノにある響き、がバッハを演奏する上で余分なので、あまり響かないように、ノンレガートで弾く方がいいと言われています

バッハの練習方法は?

バッハの練習方法は、きっと先生に教えてもらった通りです。

まず、1番大切なことは、片手ずつの練習!

片手ずつ練習する

1番わかりやすいものだと、バッハインヴェンション2番

インヴェンションの中では難しい方に分類される2番ですが、

右手が主題をうたったあと、右手は対旋律を歌い、左手は先ほどの右の主題を歌っておいかけます。

まさしく、かえるの合唱を1文ずつずらして歌っている感じです。

私は、この曲を練習した時、主題、対旋律、旋律と色を塗って分けて、今右手が左手を追いかけているのか、左手が右手を追いかけているのかを明確にしました。

1番よくあるバッハのおしい弾き方として、ちゃんと聞いてみれば、右手と左手が同じ音形を弾いているのに違うアーティキュレーションで弾いている、ということがあるかもしれません。

それはちょっと変なので、見落としやすいですが、気をつけてみる必要があります!

カデンツを区切り

バッハのインヴェンションは1曲がとても短いですが、その中でもカデンツがあれば、それが曲の中の区切りになります。

また、カデンツは自分が何調を弾いたかがわかるので、はっきりと弾くようにするといいと思います。

運指に気を付ける

私は、普段から運指を守らない癖があります・・・

その中でも特に、バッハで運指を注意されます。

先ほどもお伝えしたように、バッハの曲はノンレガートで弾いたり、レガートで弾いたりします。

レガートの部分なのに、運指を守らなくてプツと切れてしまったら、それはノンレガートになってしまいます。

双子のお母さん

バッハの弾き方を調べていた時に、とてもおもしろくて小さな子にもわかりやすい例を見つけました。

引用&参考:https://www.piano-k.net/article/kikaku_2110_qa_00056.html

双子のお母さんになったと思ってください。

今まで1人の世話をしてきたのと全く違い、2人の赤ちゃんのお世話は大変。泣く時間もずれるし、やることも2倍。
耳も手も、2倍必要、と思ってお母さんは2人の機嫌をとります。新しく生まれ変わったつもりで、2人の世話をしますね。1人をあやしながら、1人はミルクを飲ませるように、お母さんのスペシャリストのようになってどちらも手をかけて可愛がってください。そしてそれをかっこよくたのしんでみてくだきい。でも、ちょっと慣れるまで、努力は必要ですね

音楽も同じで、よく見ると、自分の体にも、手は二つ、耳も二つあります。
双子のお母さんは、どこか神々しい。三つ子となると、さらに、、です。

まずは楽譜を見て経験してみてください。

まとめ

今回は、バッハの弾き方や練習方法、バロック音楽の特徴についてみていきました。

難しいことって、できると自信につながり、とても嬉しい気持ちになります。

バッハに苦手意識を持っている方も、ぜひ楽しそう!という気持ちを持ってがんばってみてほしいと思います。

1左手がメロディーを弾いたり、ノンレガートで弾くことが難しい!
2絶対片手練習をして、今弾いているのが主題なのかを明確にする
この記事を書いた人

はじめまして、音のジャーニーを管理している音葉です。

突然ですが、私は、世界中のいろいろな音が好きです。

雨の音、お湯を沸かしている音、料理している音、窓の外から聞こえる鳥の鳴き声など。一度気になると、寝ることや勉強をすることなんて忘れて、聞き入ってしまいます。

そんな様々な音の中でも、クラッシック音楽に一番の魅力を感じています。

特別な音楽教育を受けたりしていませんが、ピアノとオーボエをメインに、気になる楽器といろいろ浮気をしつつ、毎日楽しく音を楽しんでいます。

幸運にも、日本だけでなく、アメリカとカナダでの生活を経験をし、それぞれの国で異なった音楽教育を受けることができました。

欧米では、音楽の本当の楽しみ方を教えてもらい、偉大な作曲家や、クラッシック音楽が今までよりも身近に感じられるようになりました!!

大学生になった今も、趣味として音楽をずっと続けれていることにとても幸せを感じています。

このブログを立ち上げた理由はただ一つ、私はとてもおしゃべりさんなので、音楽に関することで調べたこと、学んだこと、いいなと思ったこと、いろいろシェアしたかったからです。

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