こんにちは、音葉です。
ピアノを始めた方がまず目指すのは、楽譜が読めるようになったり、正確なリズムで演奏することだと思います。
ピアノ以外のことでもそうですが、最初についてしまった変な癖は、なかなか取ることができません。
そこで、今回はピアノの初心者の方が知っておいて得する大切なポイントをいくつか紹介していきます!
・ピアノを練習する時に大切なポイント
・始めたばかりだからこそ知っておきたいこと
運指
後からでも身につけられるけれど、ピアノを初めてまもない頃に身につけたり、習慣化していれば、後ほど楽になることを紹介していきます。
まず初めは、運指です。
とても地味なことで、あまり大切ではないように思いがちですが、実はピアノを上達する上で、運指通りに弾くということは、欠かせないことです。
基本は、譜読みをする時に、同時に運指も確認して、楽譜に記載されてある運指で練習をしていくと思います。
手の大きさや形によって、どうしても弾きにくい場合は、運指を変更することもありますが、基本は守ります。
レベルアップしていくにつれて、運指が書かれていない楽譜も存在します。
その時に、迷うことなく、音形などに合わせて勝手に正しい運指で弾けるようにするためにも、初めから自己流ではなく正しい運指で弾くことが大切です。
デメリット
楽譜に書かれてある運指を守らずに、適当な運指で弾くと、どのようなことにつながるでしょうか。
もちろん、将来困る、というのも1つです。
しかし、例えばピアノを弾いていると、指が痛くなってしまったり、繋がるはずの音が指の都合で切れてしまっていたりするかもしれません。
また、スケールがスムーズに弾けなかったりすることもあるかと思います。
ピアノの演奏の悩みは、運指で解決することもあるほど、大切です。
表現力
わたしたちは、音楽をピアノという楽器を通じて、表現します。
楽譜に書かれてある音を並べるだけでは、音楽にはなりません。
ここは悲しいところ、うれしいところ、などを音で表現して、初めて音楽になるのです。
もう少し成長してからでも、表現力を養うことはできますが、ある程度音の数が少ない時から、表現を考えながら演奏をする習慣をつけるのは、とても大事だと思います。
楽典知識
ピアノを始めた頃は、ピアノに触って、ピアノの音を出すのがとりあえず楽しくてたまらないと思います!
しかし、導入の段階で楽典知識をつけておくと、あとが楽になります。
例えば、四分音符と八分音符の長さの違い。
まだ分数を習っていない小さなお子さんだと、説明するのがむずかしいですが、なんとなく短い、長い、ではなく、2倍の長さだと理解しておくことが大切です。
自分にあった曲を選ぶ
多くの方が、何か弾きたい曲があって、ピアノを始められたことと思います。
しかし、いきなりどんな曲でも弾けるわけではないので、自分のレベルにあった曲を弾いていくことが大切です。
また、最初から目標の曲を弾いてしまうと、その曲を弾き終わったあと、目標がなくなってしまいます。
本当にチャレンジしたい曲は、モチベーションになるのでしばらく置いておくのがおすすめです!
そして、誰にも好きではない曲があると思います。
例えば、悲しい曲はあまり弾きたくないなという方もいらっしゃるかもしれません。
弾きたくなくても、テクニックの勉強になったり、表現の勉強になることもあるので、とりあえず弾いてみることをお勧めします。
また、私の経験では、弾きたくないなと思っていた雰囲気の曲を、実際に弾いてみると、とても好きになったということがありました。
メトロノームを使う
私は、小さい頃から、あまりメトロノームを使って練習してきませんでした。
そのため、大きくなってから習った先生にとってもびっくりされたんです。
リズム感や拍感がないと言われ、メトロノームと練習してくるように言われました。
でも、メトロノームの使い方がわからないんです。
ピアノの弾き方はわかるし、楽譜も読める、でも、メトロノームの使い方がわからなくて本当に苦労しました。
だから、最初からメトロノームと練習する習慣をぜひつけていただきたいなと思います。
私はリズム感がないからと思っていても、まだピアノを習ってまもない頃なら、大丈夫です!全然遅くありません。
楽しむ
最後は、ピアノで演奏することを楽しむことです。
せっかく、新しい趣味を見つけたので、ピアノがストレスになることなく、たくさん楽しんでいただきたいなと思います。
まとめ
今回は、ピアノ初心者の方に知っておいてほしいポイントをいくつか紹介しました。
せっかく始めたピアノ、今から以下のことを意識してレッスンすることで、あと1年後、2年後の成長度合い、きっと変わるはずです!
2表現力をつける
3楽典知識をつける
4自分にあったレベルの曲を選ぶ
5メトロノームと練習する
6とにかく楽しむ!
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