ショパンの作品年表と人生 Part2

ピアノ

こんにちは、音葉です。

この記事は、前回の続きで、ショパンの人生1830年以降からみていきます。

ショパンの人生1830-1836

26歳の時には、これからのショパンの人生で鍵となってくる人物、ジョルジュ・サンドとの出会いもあります。

1837年に病気になるまでのショパン、1836年(26歳)までをみていきますが、ショパンは、たった6年とは思えないほどの曲を作曲しています。

1830年(20歳)

3月にワルシャワの国立劇場でコンサートを開きます。

コンスタンツィアに愛を告白。

外国に行く準備を始めますが、なかなか決心がつかないまま秋になります。

10月:告別コンサート

11月2日:ワルシャワを出て、途中でティトゥスと合流をします。

ウィーンに落ち着きますが、ワルシャワ蜂起を知ったティトゥスはポーランドに戻ってしまいます。

ピアノ協奏曲1番 ホ短調 Op.1
ノクターン 嬰ハ短調
練習曲 ハ長調 Op.10-1
練習曲 イ短調 Op.10-2
マズルカ3番 ホ長調 Op.6-3
マズルカ6番 イ短調 Op.7-2
マズルカ48番 ハ長調 Op.68-1
マズルカ50番 ヘ長調 Op.68-3
ワルツ16番 変イ長調
ワルツ17番 変ホ長調
ワルツ14番 ホ短調
シンデレラの主題による変奏曲 ホ長調
序奏と華麗なポロネーズ(チェロとピアノのための) ハ長調 Op.3
歌曲 酒宴 ハ長調 Op.74-4
歌曲 魔力 ニ短調

1831年(21歳)

8ヶ月間にわたってウィーンに滞在しますが、活躍の場がなかったため、7月末にパリへ移動し9月末に到着します。

リストやヒラー、メンデルスゾーン、カルクブレンナー、といったパリの音楽家に出会います。

ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
ノクターン1番 変ロ長調 Op.9-1
ノクターン2番 変ホ長調 Op.9-2
ノクターン3番 ロ長調 Op.9-3
ノクターン4番 ヘ短調 Op.15-1
ノクターン5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
練習曲 ハ短調 Op.10-12(革命)
マズルカ7番 ヘ短調 Op.7-3
マズルカ3番 イ短調 Op.34-2
歌曲 使者 二長調 Op.74-7
歌曲 つわもの 変イ長調 Op.74-3
歌曲 許婚 ハ短調 Op.74-15
歌曲 リトアニアの歌 ヘ長調 Op.74-16

1832年(22歳)

パリにポーランド貴族や軍人文化人などが集結して、亡命ポーランド社会が作られる。

2月:プレイエル・ホールで、最初のコンサートを開く

ロスチャイルド家の音楽夜会に出たことで、貴族の弟子がたくさん集まり、ショパンはパリで最も裕福なポーランド人に。

練習曲 ホ短調 Op.10-3
練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4
マズルカ55番 二長調
マズルカ56番 変ロ長調
マズルカ1番 嬰ヘ短調 Op.6-1
マズルカ2番 嬰ハ短調 Op.6-2
マズルカ4番 変ホ短調 Op.6-4
マズルカ5番 変ロ長調 Op.7-1
マズルカ8番 変イ長調 Op.7-4
マズルカ9番 変イ長調 Op.7-4
ワルツ11番 変ト長調 Op.70-1
チェロとピアノのための悪魔ロベールの主題による協奏的大二重奏曲 ホ長調

1833年(23歳)

パリ・ポーランド文芸協会82番の会員になる。

スケルツォ1番 ロ短調 Op.20
ノクターン6番 ト短調 Op.15-3
練習曲 変ト長調 Op.10-5
練習曲 変ホ短調 Op.10-6
練習曲 ハ長調 Op.10-7
練習曲 ヘ長調 Op.10-8
練習曲 ヘ短調 Op.10-9
練習曲 変イ長調 Op.10-10
練習曲 変ホ長調 Op.10-11
マズルカ10番 変ロ長調 Op.17-1
マズルカ11番 ホ短調 Op.17-2
マズルカ12番 変イ長調 Op.17-3
マズルカ13番 イ短調 Op.17-4
マズルカ57番 ハ長調
ワルツ1番 変ホ長調 Op.18
ロンド 変ホ長調 Op.16
華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12
ボレロ イ短調

 1834年(24歳)

ロシア皇帝がパリのポーランド人に旅券の手続きを命じるが、ショパンはそれには応じずに亡命者を選びました。

アンダンテスピアナート ト長調 Op.22
前奏曲 変イ長調
マズルカ58番 変イ長調
カンタービレ 変ロ長調
即興曲4番 嬰ハ短調
幻想即興曲 Op.66

1835年(25歳)

夏にチェコのボヘミア、カールスバードで両親と再会。

帰り道のドレスデンで、ヴォジンスキ伯爵家の令嬢マリアと恋に落ちます。

ライプツィヒで活躍していた、メンデルスゾーンやシューマンと出会ったのも、この年です。

バラード1番 ト短調 Op.23
ノクターン7番 嬰ハ短調 Op.27-1
ノクターン8番 変ニ長調 Op.27-2
ポロネーズ1番 嬰ハ短調 Op.26-1
ポロネーズ2番 変ホ短調 Op.26-2
マズルカ14番 ト短調 Op.24-1
マズルカ15番 ハ短調 Op.24-2
マズルカ16番 変イ長調 Op.24-3
マズルカ17番 変ロ短調 Op.24-4
マズルカ44番 ト長調 Op.67-1
マズルカ46番 ハ長調 Op.67-3
ワルツ2番 変イ長調 Op.34-1
ワルツ9番 変イ長調 Op.69-1

1836年(26歳)

7月にボヘミアのマリエンバードに行き、マリアと婚約をします。

秋には、パリのマリー・ダグー伯爵夫人のサロンで、女流作家のジョルジュ・サンドと会います。

練習曲 変イ長調 Op.25-1
練習曲 ヘ短調 Op.25-2
歌曲 舞い落ちる木の葉 変ホ短調 Op.74-17
歌曲 指輪 変ホ長調 Op.74-14

参考

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まとめ

今回は、1830年から1836年までみていきました。

今の私と同い年の時、ショパンはこれだけの曲を作曲していたのだ、と思うと、私は一体何やってるんだろう、とついつい思ってしまいます笑

次回は、1837年から一気に1849年を予定しています。

この記事を書いた人
音葉

はじめまして、音のジャーニーの音葉です。

突然ですが、お気に入りの音はありますか?

私は日常生活で聞こえてくる、いろいろな音が大好きです。

雨の音、お湯を沸かしている音、料理をしている音、窓の外から聞こえる鳥の鳴き声。
一度気になると、寝ることや勉強をすることなんて忘れて、ついつい聞き入ってしまいます。

もうご察しかと思いますが、私はピアノを弾きます。世界で1番大好きな楽器です。

また、オーケストラでどうしても演奏してみたかった私は、木管楽器、金管楽器、弦楽器と 5つほどの楽器経験もあります。

プロのピアニストのような演奏ではないかもしれない、でも、あなたの演奏が自分や他の人を笑顔にできるなら、あなたは立派なピアニストであり、演奏家、そしてミュージシャンです☺️

だから、あなたも、ピアニスト/音楽家‼️ 一緒に練習がんばりましょう♪

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