こんにちは、音葉です。
そろそろ卒業式などに向けて、学校でもピアノ伴奏のオーディションがあったり、練習があったりする頃でしょうか?
また、合唱コンクール、音楽会での伴奏かもしれません。
私の通っていた小学校では、毎年大きなホールでの音楽会がありました。
アンサンブルでは、ピアノは他にも上手な子がいるから、とオルガンを担当しました。
今考えれば、一流のホールで上質なグランドピアノで弾ける機会だったのに、なんでピアノを選ばなかった!!と少し悔やんでいます笑
そんな思い出のあるピアノ伴奏ですが、選ばれるためにはオーディションが必要なことがほとんどです。
今回は、ピアノ伴奏のオーディションに選ばれる方法、またピアノの先生への伝え方などをみていきたいと思います。
・ピアノ伴奏のオーディションとは?
・ピアノ伴奏に選ばれるには?
・ピアノの先生は教えてくれる?
ピアノ伴奏ができる条件
ピアノの伴奏を担当するにあったって、かなりの責任が伴います。
例えば、卒業式などの式典で弾く校歌などであれば、絶対にミスは許されません。
合唱コンクールなどであれば、自分のミスが直接な順位に関係してしまう場合があります。
何百人の歌を守る責任を背負ってピアノ伴奏をするのは、かなりの重荷だと思います。
その重荷を抱えながら、ピアノを弾くわけなので、ピアノで弾くことに慣れていることが当然です。
譜読み力
学校で先生に楽譜を渡されてから、指遣いも考え、一人で完璧に譜読みをしていくことができる力が必要です。
誰かの力を借りないと音符が読めない、では学校の先生は安心して伴奏を任せることはできません。
よく聞く力
他のピアノと合わせる、ことは経験したことがある方も多いと思います。
しかし、歌と合わせるとなれば、歌のいろいろなパートを聞き分けながら、伴奏することが大切になります。
多くの合唱曲では先にピアノの前奏があり、それに合わせて途中から歌が入ってきます。
そのタイミングがわかるようにピアノを弾いたり、また歌を目立たせるために少し控えめに弾いたり、とピアノを自由に操れる力も必要となってきます。
音の響かせ方を知っている
これはとても難しいテクニックですが、ピアノの音が100人以上の歌声に負けない、ということが重要です。
例えば、ピアノだけでも大きなホールや体育館の一番後ろに座っている人まで聞こえるでしょうか。
また、大きな音を出すためには、ただ力ずくで鍵盤を叩けばいい、というものでもありません。
普段からホールで弾くことを想定して、大きな音で弾く練習と、小さな音でも響く音を出せる練習をしておくことが大切です。
毎日練習する
これは当たり前のことですが、伴奏をするためには毎日ピアノを練習することが必要です。
それは、普段のピアノのレッスンでの課題曲にプラスで伴奏の練習もするということです。
それと同時に、普段の練習の時から、1週間以内に譜読みを必ず終わらせ、できる限り完成に近づける、という練習をしておくといいと思います。
だいたい学校から楽譜を渡されて、1週間後には、立候補した子の中でオーディションということが多いです。
ピアノの先生への伝え方
今回、合唱の伴奏について調べていると、中にはピアノの先生にみてもらえなかった、自分で練習しなさい、と言われたケースを見かけました。
引用:https://contents.jobcatalog.yahoo.co.jp/qa/list/1297587922/
学校の合奏のピアノ伴奏を教えてくれない、こんなピアノの先生、どう思われますか?
今別のところでも質問中ですが、沢山の意見がほしいです。小4の息子のピアノの先生について。
先日小学校の学芸会が無事終わりましたが、合奏でピアノを担当することになり、とにかくピアノの先生にレッスンで教えていただこうと、 お願いしました。
しかし、先生は、「学校のピアノ伴奏くらい簡単でしょう。それに、学校のことは学校にお願いしないと、トラブルになるので、私がみることを学校の先生に許可を得るか、学校の先生にもみてもらってほしい」との複雑な回答でした。
学校の姿勢としては、ピアノはピアノの先生にみてもらってほしそうな感じだったので、その旨お伝えしましたが、お子さんはピアノをよく弾けるので、見るほどでもないと思う、といわれました。(私的には、息子のピアノのレベルが全くわかりません。楽譜も読めませんし。。。)
子どもも不安がっていたため、押し問答の末、レッスンで2回見てもらいましたが、お願いしてから2週間後に、見てもらう楽譜を見せると、レベルが高いので音を減らしてもらうほうがいいとか、いろいろ言われ、練習も大変そうだわ、学校にも許可をもらわないといけないわ、先生にもこんなに苦労して教わらないとだめだわ・・・子どもがかわいそうでした。
音楽会のピアノは、ピアノの先生に見てもらうと、本当にトラブルが生じるのでしょうか?
その一方で、伴奏をもらってから、ピアノの先生に教えてもらった、レッスンの回数を増やした、という意見もたくさんみました。
私は、合唱の伴奏に立候補したい時、まずピアノの先生への伝え方、が一番大切だと考えています。
もちろん、合唱の伴奏はピアノのレッスンの課題曲とは関係ありません。
ピアノの先生にみてもらって当然、先生だから教えてくれて当然、と思わないようにしましょう。
しかし、多くのピアノの先生が、自分の生徒が伴奏に立候補したと聞くと、とても嬉しいと思うそうです。
私がもし先生だったら、伴奏でピアノを弾くのは、勇気がいるし、誰にでもできることではないし、なによりも学校でもピアノのことを考えてくれているのはとても嬉しいなと思います。
もし、ピアノの先生に見てもらいたいのであれば、先生に伴奏の指導もしてもらえるように、お願いをしましょう。
いわゆる町のピアノ教室では、多くの先生が子どもに楽しんでピアノを弾いてもらおう、との考えなので、教えてもらえる確率も高まります。
その一方で、小学生の頃から、ピアニストを目指して、音大の教授や一流のピアニストに習っている場合は、プロを目指すためではなく、あくまでも学校のことなので、教えていただけないこともあります。
どちらにしても、まずは先生に立候補をしたいこと、オーディションがあること、そしてできればおしえてもらいたいことを伝えて、お願いするといいと思います。
まとめ
今回は、合唱の伴奏の向き合い方とピアノの先生への話し方についてみていきました。
合唱の伴奏は、目立ってはいけないのに、とても責任感がある仕事で、これからがんばりたいな、と思っている方、本当にすごいです!!
努力と根性、そして時間がかかりますが、精一杯悔いのないようにがんばってみてほしいです。
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