こんにちは、音葉です。
例えば。幻想即興曲。
私もあんな風に指が動いたらいいな、速く弾けたらいいな
と思ったことはありませんか?
私は、いつも速く弾くことに憧れています。
もちろん、速く弾けるからいいわけではありませんが、速く弾けるとピアノが上手な証!みたいな気分になります。
今回は、そんな速く指を動かす方法、そして速く弾けるようになる方法についてみていきます。
・ピアノの曲を速く弾くコツは?
・何に気をつければ速く弾ける
速く弾くために必要なこと
ピアノで速く弾くためには、まず、ピアノの基礎がしっかりできていることが大前提です。
例えば、スケールは弾けますか?
正しい指遣いで弾けていますか?
速く弾けても指遣いはぐちゃぐちゃ、リズムはぐちゃぐちゃだったら、決して上手な演奏、かっこいい演奏にはなりません。
反対にほど遠くなってしまうだけ・・・
スケールと半音階
まず、スケールを速く弾けるようになりましょう。
私がよくする方法は、メトロノーム60くらいからスタートして、一メモリずつ上げていきます。
私は振り子のメトロノームを使っているので、3つかな?5つかな?それくらいずつテンポが上がっていきます。
すると、100、120くらいで必ず1回はつまずきます。
音を間違えたり、止まってしまったり。
そしたら、次はその速さで絶対完璧に弾けるまで弾き続けます。
もう完璧に弾ける!と思うのは、だいたいその速さがゆっくりに感じた時です。
それを毎日繰り返していると、だんだん指が速弾きに慣れてきます。
私は、スケールだけでなく、アルペジオ、練習曲でこれをするのですが。
もう、やっているとゲームみたいでなんだか楽しくて笑
ぜひ試してみてください。
ゆっくり完璧に弾く
速く弾くためには、まずゆっくり弾けることが大前提です。
先ほどのスケールでもそうですが、スケールをゆっくり弾いてみると、実は難しいこともあります。
ゆっくり弾いてまずその曲のことを深く理解したり、気をつけなければいけないところを無意識のうちに気をつけて弾いている状態にします。
ゆっくり弾けないところを速く弾くのは不可能なので、速弾きへの第一歩と思って、がんばるしかありません。
細かいフレーズに分ける
私は、最近まで細かいフレーズに分けていませんでした。
というのも分けていたのですが、それほど細かくなかったのです。
それが、できるだけ細かく分けてそれを中心的に練習することで、弾けるようになるまでにかかる時間が短くなることが判明しました。
例えば、一小節ひけるようになったら、その前の小節と合わせて弾く練習、その後の小節と合わせて弾く練習、とどんどん長くしていきます。
速く弾くコツ
では、ゆっくり完璧に弾けるようになったら、これからはスピードアップをしていきます。
肘を使う
レッスンで肘を使って、と言われたことはありませんか?
速く弾く時は、肘を外側に外側にしながら弾きます。
すると、手首が動かしやすくなって、指も速く動くようになります。
また、決して指だけで弾かない様にします。
指で弾いてしまうと、変な力が入ったり、音が鋭くなったり、音が伸びなくなったり。
いいことは一つもありません。
できるだけ手首や指にかかる負担を減らすためにも、肘を使って弾きましょう。
力を抜く
速く弾こうと思うと、あちこちに力が入ってしまいます。
私も、速く弾いている時に、先生に上から押されて、力入りすぎ!と言われたことがあります。
構えすぎて、全身ガチガチだったんですね。
しかし、そんなに力を入れていると、指が動かしにくいどころか、肘も使えず、とても硬い演奏になるだけです。
暗譜をする
最後に、ピアノで速く弾こうと思うと、暗譜するのが1番楽です。
楽譜を見ながら弾くと、楽譜を見て、たまに鍵盤も見て、としなければいけないため、注意力がなくなってしまいます。
速く弾くには、集中力が欠かせません。
少しでもピアノの速弾きに集中できるように、楽譜は覚えてしまいましょう。
また、曲の途中から弾けることも大切です。
暗譜して1番怖いのは、詰まってしまった時に、どこを弾いているのかわからない、ということです。
どこからでも弾けるようにしておけば、感覚で弾いているということから、曲を弾いている、という状態に持っていくことができます。
ドレミで歌える
また、歌うことも速弾きに繋がります。
私はピアノのレッスンに自転車で行くのですが、自転車に乗りながらドレミで曲を歌っています。
すると、案外ピアノで弾いているスピードで歌えなかったりします。
例えば16分音符。
それが歌える様になれば、指ももっと速く動けるようになると思います。
まとめ
今回は、ピアノの曲を速く弾くことについてみていきました。
ピアノの曲が速く弾けるとかっこいいですよね!
例えば、革命のエチュードとか・・・
しかし、いくら速く弾けてもピアノの基礎がしっかりできていなければ、あまりかっこいい演奏ではありません。
まず曲がゆっくり完璧に弾けてから、速弾きにチャレンジしてみてくださいね!!
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