こんにちは、音葉です。
家にグランドピアノがやってきました〜〜〜!!!
ピアノが上達したい!と思っている方や、ピアノが大好きな方が、まず考えるのは、グランドピアノの購入をどうするか、ではないでしょうか?
ずっとこのブログを読んでくださっている方は、ご存知かと思いますが、家では、ずっとアップライトピアノで練習してきました。
それが、なんとこの度、グランドピアノが家にやってきまして。
その経緯もまた今度お話ししたいと思いますが、まず今回は、私自身が感じたアップライトピアノとグランドピアノの違い、特にグランドピアノにしてから急に成長したなと思う点などについてお話ししていきたいと思います。
音をよく聞くことができる
グランドピアノ最大の魅力は、自分の音をよく聞くことができるようになることではないでしょうか。
家にグランドピアノがやってきて、初めて弾いた時、自分の音の汚さに驚いて、下手くそと思ってしまいました笑
アップライトピアノより、グランドピアノの方が、1音1音が鮮明に、そしてダイレクトに聞こえます。
自分が音の質にこだわって練習していた箇所はいいのですが、少し適当に弾いていたところなどは、もう適当に弾いてますよというのが悲しいほどに、丸わかりなんです・・・
低音と高音の音色で想像力が働く
アップライトピアノと比べて、グランドピアノの低音と高音は、とっても豊かな音色です。
低音を弾くと、もっと重みのある、ずっしりとした音色を出せるようになりたいと思いますし、
高音を早く弾く箇所は、特に、煌びやかに、低音とは真逆に弾こうと思います。
グランドピアノの音色は、自分がより鮮明に想像すればするほど、欲しい音色を引き出してくれるような感じがあります。
言い換えれば、グランドピアノが、ねぇもっと想像してよ、どんな音がいい?と、自分自身にもっと音色の種類を増やすように言ってくれているような気になります。
低音は、重厚感のある音、とよく言われますが、ただ重い、苦しい音だけではなく、深みのある音や、低くても楽しそうな音、など、さまざまな音があることに気がつきます。
グランドピアノの屋根
そして、もう一つの特徴は、グランドピアノの屋根です。
普段は、譜面台が必要なので、屋根は半分?閉めたまま、練習をしていますが、もう暗譜してある曲などは、一回譜面台を中にしまってから屋根を完全に閉じて練習することもあります。
屋根を完全に閉じると、音があまり響かなくなって、一つ一つの音の繊細さを確認するにはもってこいなのです。
また、住宅状況にもよるかと思いますが、屋根を少しだけ開けたり、完全に開けたりして、どう音色が変わるかを自分の耳で確かめたりしています。
こうやって、屋根を開けたり、閉めたり、曲の習熟度別に変えたりできるのも、家にグランドピアノがある特権ですね!
実際に、コンサートや発表会などで弾くときは、屋根が完全に開いてある状況なので、直前になれば、同じように屋根を開けて練習するのがいいかもしれません!
結果、上手になる
こうやって、グランドピアノが家にやってきたことで、自分の音、それも1音1音に対する意識が少しずつ変わってきたなと思います。
こうやって言うのも恥ずかしいのですが、私はあまり1音1音にこだわりを持っていませんでした。
もちろん、曲の始まり方や終り方は気をつけていましたが、中間部分は特に、とにかく弾く、で精一杯だったのだと思います。
それが、今は少しずつですが、和音1つに対しても、どの音を1番聞いてほしいかな、優しい音として聞いて欲しいかな?そんなことまで考えれるようになってきました。
もちろん、バッハなどの多声部の曲ではしてたのですが、そういった意識の変化が、他の曲でも表れてきたので、いい傾向だ!と思っています。
練習時間が長くなる
もう一つ感じた、グランドピアノの魅力は、練習時間が意図せず、長くなります。
これは、アップライトピアノより、グランドピアノの方が鍵盤が軽いため、疲れにくいということも挙げられますが、
私個人としては、音の心地よさがあります。
アップライトピアノは、ずっと弾いていると、耳が痛くなってくることがありました。
そのため、長時間ピアノを練習したいときは、1番左のペダルをずっと使って、わざと音を小さくして練習したりしていたほど・・・
それが、グランドピアノがやってきてから、音がうるさい、と感じることがなくなり、長時間の練習も苦痛ではなくなりました。
まとめ
今回は、私自身が感じた、アップライトピアノとグランドピアノの違い、そして家にグランドピアノを迎えて、自分がどう成長したか、についてお話ししました。
家に置くにもスペースを取るし、なかなかグランドピアノを買う決断ができないご家庭も多いと思います。
しかし、もっと真剣にピアノと向き合いたい!と思った時に、家にグランドピアノがあれば、ピアノとしっかり向き合えると思います!
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