こんにちは、音葉です。
ところで、私は先日初めて譜読みを挫折しました。
普段は諦め悪くて、負けず嫌いの私ですが、難しすぎる!!となってしまったのです。
今まで弾きたい憧れの曲だっただけに、諦めたくはなかったのですが、時間も限られているのでまた今度チャレンジすることにしました。
しかし、やる気をずっと維持したままどんなに譜読みが難しい曲でも弾けるようになるといいですよね!!
今回は、難しい曲に勝ち抜く方法を考えていきたいと思います。
・ピアノの難しい曲との向き合い方
・譜読みが難しい時の対処法
後ろから譜読み
私は、後ろから譜読みをします。
例えば、最後の10小節くらい。
だいたいの曲は、後ろにいくにつれてだんだん難しくなったり、かっこいいパートが待っています。
もし、その難しいパートを弾けるようになれれば、最初なんて余裕!と思えるようになります。
例えば、ショパンのエチュード黒鍵
最初の方は同じことの繰り返しですが、最後の15秒くらいの終わりに向かっていくところがとってもカッコいいのです。
なので、私はあえて後ろのかっこいいところをまず弾けるようにして、精神的に、後ろが弾けるから前も弾けるはず!と思って譜読みを進めました。
また、他の方も後ろから譜読みをおすすめしている方がいらっしゃって、びっくりしました!!
引用:https://ukkiuki-music.com/last_part_practice/
その方は、後ろから練習するメリットとして、
最後の部分に行けば行くほど練習量が増えるこの練習法を行えば、最初を間違えなければ最後の方は弾き慣れているという、「心理的余裕」が生まれます。
よく緊張する人は、最初の方だけたくさん練習していて、最後に行くにつれて不安要素が多くなるため、緊張してしまうことが多いようです。
よく考えてみると、発表会で、仮に最初グダグダでも最後に行くにつれて素晴らしい演奏だったら、聞き手は「最初は緊張してたけど最後の方は素晴らしかったなぁ」と感じ、逆の状態よりは悪く思わないでしょう。
このようなことをおっしゃられてます。
確かにそうですね!!前から譜読みをしていくと、前は完璧に弾けるんだけどなぁ〜と思いながら最後をむかえてしまいますが、後ろが完璧に弾けると自信にも繋がりますよね。
日を分ける
また、日を分けて部分ごとに練習するのも効果的です。
例えば、1ページ目は今日練習して、2ページ目は明日練習するなど。
明確な譜読みの目標があることで、毎日サボらずに練習ができます。
ピアノって、一度弾けるようになったら、次も絶対弾けるとは限りませんよね。
例えば、せっかくたくさん練習して弾けるようになったのに、次の日になったらまた弾けなくなっている!!なんてことを経験したことはありませんか?
一日二時間ほどかけて、2ページの譜読みを終わらせるよりも、一時間を二日に分けて、2ページの譜読みを終わらせたほうがいいと言われています。
そして、二日目は、一日目に譜読みしたところも必ず弾いて復習してくださいね!
徹底!片手練習
私は、ついつい両手で譜読みをしてしまうことが多々あります。
早く弾きたいがばっかりに、両手で譜読みをしてしまうのです。
しかし、バッハなど2声、3声以上の曲をいきなり両手で譜読みする方は少ないと思います。
左手が必ず伴奏ではなくて、メロディーを弾いたり、右と左がおいかけっこしていたり・・・
きちんとどちらの声部も聞き分けれるようにならないといけないからです。
それは、左が伴奏だけだとしても同じですよね。
左がどんな伴奏で、それが右のメロディーと合わさることで、どんなハーモニーを作り出すことができるのか!
それを知るためにも、古典の作品でもどの時代のシンプルな作品でも片手練習は必要だと思っています。
私は、いつも、もう十分だ、どっちも覚えたよ!と思うほど片手練習をしてからレッスンに持っていくのですが、もっと片手練習して!と怒られて帰ってきます笑
たぶん、片手練習は自分が思う以上に必要で、片手練習が演奏の質、理解度が変える鍵なのだと思います。
まとめ
今回は、難しい曲でも挫折せずに譜読みをして、上手に演奏する方法について考えていきました。
ほんとうに今の自分の実力以上の曲や、その曲に残された時間があまりにも少ない場合は、諦めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、それはそれできっと今のあなたには必要な諦めで、またいつか、その曲に出会った時、ピアノの成長を感じられる一つになるはずです!
2ピアノは短い時間でもできるだけ毎日練習するように心がけよう!
3片手練習は思っている以上に大切!!
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